各事業部を牽引するリーダーたちに、事業部の魅力や特徴を直接インタビューする本企画。今回お話しいただくのはACCSの中核ともいえる税理士事業部のリーダー・公文さんです。
社内の花形として活躍する営業が集まる事業部が担う業務や魅力、事業部長としての今後の目標などをお話しいただきました。
【プロフィール】
公文貴士:西日本営業統括。2015年にアックスコンサルティングに入社。関東・九州エリアを中心に、年間400件を超える士業事務所と面談し士業事務所のサポートに従事している。入社4年目で営業成績1位を獲得。現在はマネージャーとしてチームを統括しながら、企画からマーケティングまで幅広く士業事務所の支援に携わる。
■これまでのコンサルタント業に縛られず、時代の変化に柔軟に対応していく
―税理士事業部に与えられたミッションとその理由を教えていただけますか?
一番の役割は、他部門と同じように自社の売上を作ることで、会社の売上の大きな部分を占める部門だからこそのやりがいがあります。
また、税理士事業部という名前ではありますが、士業専門のコンサルティング会社であるACCSにとって、税理士の先生をはじめとした士業の皆さまを成功へと導くこと、そして一人でも多くそうした先生を増やしていくことが使命です。
―税理士の先生に対して、ACCSのコンサルタントはどのような存在なのでしょうか?
今は社会全体の変化が早い時代です。どんな業種でも常に変化と進化が求められていて、それはACCSのように士業に特化したコンサルティング会社でも同じ。特に士業のように専門的な知識やスキルを持つクライアントはさらにその能力が高くなっているため、私たちコンサルタントに求められる役割も変わってきています。
税理士という仕事を取り巻く環境が変われば、問題や解決方法も変化します。コンサルタントもそれに合わせて進化し、これまでとは違う提案・解決をしていく必要があると思います。
「事務所を大きくすること」「売上を上げていく仕組み」などは多くの事務所が長年抱えている課題ですが、先ほどお話ししたように時代によって課題も変化し、事務所によって状況が異なるのも当然です。地域・エリアによってもかなり違いがありますが、そうした多様な課題に対して、私たち税理士事業部はコンサルタント個人のスキル、情報、ツール、そしてこれまで積み上げてきたノウハウを駆使して解決にあたっています。
たとえば大手事務所の地方進出や、ITスキルの高い若手の先生の急成長など、税理士の世界も常に周囲の流れを見ておく必要があります。業界の情勢を知らないままでいると、淘汰されかねないからです。そういった部分でも私たちのようなコンサルタントが併走し、成長する事務所になるようお手伝いをしています。
―税理士事業部の現在の体制、チームの雰囲気はいかがですか?
自分で言うのも何ですが……税理士事業部は会社の中核、花形といっていいんじゃないかと思います。今はHR(ヒューマンリソース)部門(※)などもあって多角的に成長している会社ですが、もともとACCSは30年以上士業専門、特に税理士事務所を主としたコンサルティング会社ですからね。
※一般企業の経営層・人事担当者向けに組織の課題を解決するためのソリューション提供を行う部門
メンバー構成は社員が11名。個人で活発に行動しつつ、チームとして連携しながら成果を出せる環境があります。ACCSでも特に意欲的な人や能力の高い人が集まっていると自負しています。
■幅広い業務内容に対応するため、スキルと経験を身に付けられるのが税理士事業部
―税理士事業部内のメンバーが担当している具体的な業務について教えてください。
メインはもちろん税理士の先生のサポートです。それに付随するものとして、サポートに必要な情報収集や他部門と連携した業務があります。具体的には競合調査や市場調査、求められるサービスの検討、自社商品の改良検討などでしょうか。セミナーやイベント開催などもあります。セミナー企画まで営業がするということに驚かれることもありますね。
また、ACCSでは特に税理士向けのツールやサービスをほとんど自社で作っているので、部門間コミュニケーションは非常に重要です。営業スキルだけでなくマーケティングの知識やコミュニケーション能力など、幅広い業務内容に対応できるスキルが必要とされる部門と言えるでしょう。
―税理士部門をまとめる事業部長として一番嬉しかったことは何ですか?
チームには入ったばかりの1年目の子もいるんですが、知識も経験もまだ少ないのにチームのために頑張って成果を出す姿を見ると、研修や日々の指導の甲斐があったなあと嬉しくなりますね。
また事業部というより会社全体の話にはなりますが、苦労したことももちろんあります。この数年、コロナ禍ということもありましたが、新人の教育方法の変化を感じます。基本的なマナーやマインドセット、具体的な業務の手法など、対面で伝えられない時期が続きました。そうするとなかなか浸透しない部分もあるため、実際に新入社員の配属後に改めて基本的な教育が必要なことも多かったですね。
■コンサルタントそれぞれの特徴が付加価値として魅力になるチームに
―会社の花形である税理士事業部、そこに向いているのはどういうタイプの人でしょう?
相反するものかもしれませんが、論理的・合理的な考えと泥臭い粘り強さ、この2つを兼ね備えた人は、税理士事業部に向いているように思います。実際に面接する時にもその人の素質はもちろん見つつ、壁に当たった時にどう乗り越えるか、どう戦略的にこなせるかなど、行動力や考える力を見るようにしています。
―今後、税理士事業部が目指すチーム像、目標などを教えてください。
もっと事業部の人数を増やしていきたいです。そして、それぞれのコンサルタントの特性がさらに表に出るようにしていきたいと考えています。ACCSにはたくさんの魅力的な商品があるので、それをベースに、コンサルタントそれぞれの得意分野や魅力をプラスしていけば、もっとチームとしても、コンサルタント個人としてもスキルが高まるはず。税理士の先生から必要とされるコンサルタントをこれからも育てていきたいです。
―税理士事業部のさらなる進化を楽しみにしています!ありがとうございました。