ABCashTechnologies | Recruit
「お金の不安に終止符を打つ。」をミッションに掲げる、金融教育ベンチャーです。「お金の不安」をなくし、豊かな人生を送れるきっかけを提供するため、2018年6月よりファイナンストレーニングスタジオ「ABCash」を展開し、中立的なサービスを提供しています。
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みなさん、こんにちは。
ABCash Technologiesの採用担当です。
「The Challenger’s Voice」シリーズでは、ABCashで新しい挑戦を続けるメンバーのストーリーをお届けしています。
今回インタビューするのは、SMBC日興証券出身で、リクルートでは新規事業の立ち上げも経験し、現在はABCashのセールスとして活躍する松原です。
証券会社で成果を出しながらも、「自分が本当に届けたい価値とは何か?」を問い直し、次に選んだのは“金融教育”という新しい挑戦でした。
金融業界出身者だからこそ抱いた葛藤と、そこから生まれた希望を、ぜひ最後までご覧ください。
「正しい資産形成を伝えたい」証券営業で感じた葛藤からの原点回帰
──まずは社会人としてのスタートについて教えてください。
──順調なキャリアの中で、転職を意識したきっかけは何だったのでしょうか。
「金融教育」というキーワードとの再会
──リクルートではどのような仕事をされていたのでしょうか。
成長トレンドかどうかで安直に選択せず、“本気で向き合える仕事”かどうかで選ぶ
──転職の際、ABCashの他にも検討されていた企業はありましたか。
「売る」ではなく、「変わる」を支える営業へ
──ABCashに入社してからは、どのような仕事をされていますか?
──前職との違いで戸惑ったことは?
「変化の瞬間」に立ち会えることが、何よりのやりがい
──仕事を通じて、どんなときにやりがいを感じますか?
──働く環境についてはどう感じていますか?
金融教育を“特別なこと”から“当たり前”へ
──今後、ABCashで挑戦したいことを教えてください。
──今後、松原さんご自身はどんな形で「金融教育」を広げていきたいと考えていますか?
「正しいことを、正しく伝えたい」──その想いがある人と働きたい
──最後に、この記事を読んでいる方へ、メッセージをお願いします。
新卒でSMBC日興証券に入社しました。大学では年金制度をテーマにしたゼミに所属しており、「自分で資産形成をしていく力を身につけたい」という思いから、資産運用の最前線で働ける証券会社を選びました。
新規開拓営業としてテレアポや飛び込みを重ね、がむしゃらに努力を続けました。2〜3年目には支店でも上位の成績を出し、都心の富裕層を担当する新支店の立ち上げメンバーに抜擢してもらうことができました。日本トップクラスの富裕層を相手に大きな金額を扱う中で、営業として大きく成長した実感がありました。
証券営業として成果を出すほどに、「本当にお客さまのためになっているのか?」という疑問が大きくなっていきました。
当時は、成果を出すことが正義だと考えていたので、とにかく今買っていただくことを目的にした商談を行なっていたんです。相場の動きや社内方針に合わせてご提案していましたが、「自分だったらこの方法や商品を選ぶだろうか?」と考えるようになりました。
もちろん、会社や商品が悪いわけではありません。ただ、自分自身が心から納得して勧められる提案の形とは少し違うと感じるようになったんです。
成果を出すほどに、“営業としての達成感”と“自分の中での納得感”の間に、少しずつギャップを感じ始めました。
また、富裕層のお客さまを担当する中で、その方々の資産が増えても人生が劇的に変わるわけではないことも多く、むしろ自分と同じような会社員や一般の方が、安心して資産形成できるようになることにより意義を感じました。
数字を追うことよりも、“お金とどう向き合うか”を伝えていくことのほうが、ずっと価値があるんじゃないか。
そう思うようになり、一度金融の枠を出てみようと決め、2社目のリクルート社に転職しました。
リクルートでは、住宅情報メディア「SUUMO」の営業部で、大手ディベロッパー向けの法人営業を担当していました。
在籍中に、社内公募で「金融教育事業の立ち上げメンバー募集」を見かけて応募し、選抜を経て新規事業開発室に異動しました。そこで、大学生や就活生を対象にした金融教育の営業活動を手がけることになりました。
“金融教育”という言葉を見た瞬間、「これだ」と思いました。
証券会社を離れるきっかけにもなったテーマで、ずっと心の片隅に残っていたんです。
金融の知識を「伝える」だけで終わらせるのではなく、その知識を使って“自分で正しい行動を選べるようになること”に価値があると感じました。
新規プロジェクトは残念ながら一旦停止となりましたが、「やっぱり自分は金融教育をやりたい」という気持ちは消えませんでした。
そのタイミングで2回目の転職を考え、Googleで“金融教育に取り組む会社”を検索しました。そこで出会ったのがABCashです。
「自分がやりたかったことを、事業として成立させている会社がある」シンプルに、そう感じたのを覚えています。
そうですね。当時は、AIを活用したコンサルティング企業も候補の一つでした。今後の社会や産業構造を見ても、間違いなく成長していく分野だと感じていました。
ただ、冷静に考えたときに気づいたんです。
“伸びる業界にいること”と、“自分が本気で価値を生み出せること”は、必ずしも一致しないなと。
これまで積み重ねてきた金融の知識と経験を、限られた一部の人のためではなく、日々を生きる多くの人が“自分の力でお金と向き合える”ように生かしていく。それこそが、自分の原点であり、心からのめり込めるテーマだと思ったんです。
だからこそ、「AIはこれから伸びていく」という成長トレンドかどうかではなく、自分が最も情熱を注げる領域として、金融教育に再び挑戦しようと決めました。
もちろん、これまで大きな会社に在籍していたこともあり、ベンチャーに飛び込む不安は最後までありました。
ですが、最終面接で代表の辻さんと話した際に、その迷いは消えました。
辻さんが、「金融教育は日本の社会にとって絶対に必要なこと。だから、しんどくても、苦しくても、自分たちがやらなきゃいけない」と語っていたのが強く心に残っています。
そして、「どんな状況になっても、力尽きるまでこの事業をやり切る」という言葉に、経営者としても、一人の人間としても、揺るがない覚悟を感じました。
ビジネスとしての理屈ではなく、使命感で突き進むリーダーの姿を見て、“この人たちと一緒に金融教育の未来をつくりたい”と心から思いました。
入社して感じるのは、その言葉が決して大げさではなかったということです。組織も仕組みも完璧ではありませんが、全員が「金融教育市場を切り拓いていく」という同じ目的に向かって本気で動いています。
部署は違っても、それぞれの立場で課題に向き合い、誰も“自分ごと”として考えることをやめない。
実際に一緒に働いてみて、あのとき感じた印象は間違っていなかったと感じます。
不安よりも、やるべきことが明確になった今は、純粋にこの挑戦を楽しめています。
現在は、無料体験会にお申し込みいただいたお客さまへのセールスを担当しています。
ご参加いただいた方に「なぜ金融教育が必要なのか」をお伝えし、その上で学びをスタートしていただく、お金の学びの第一歩を後押しする役割です。
“ロジックだけでは人の心は動かない”ということを痛感したことです。
前職では法人向けの営業をしていたので、数字やロジックで話すことが中心でした。けれど、ABCashでは「人の気持ち」に向き合うことが何より大切なんです。
お金を増やすための学びにお金を払う──経験のないことに挑戦するのは、誰にとっても簡単なことではありません。
だからこそ、正しさだけでは届かない。営業にも“温度”が必要だと感じました。
今は、「何も知らなかった頃の自分ならどう感じるか」を常に意識しています。
僕自身、資産形成は早く始めた方が良いとわかっているからこそ、早く始める必要性を伝えたい気持ちが先走ってしまうこともあります。けど、そこは一呼吸おいて、相手の目線に立ち、そのお客さまが安心して前向きに一歩を踏み出せるような言葉を選ぶようにしています。
自分が体験会で背中を押したお客さまがご入会し、トレーニングを通じて変化していく姿を社内でコンサルタントと話しているときに共有してもらう瞬間です。
「○○さん、NISAを始めてポートフォリオの見直しも自分でされていました!」「最近はニュースを見ながら、“今の市況ならどう判断すべきか”を自分なりに考えるようになったと話してくれました!」
そんな嬉しそうな報告を聞くたびに、最初は半信半疑だった生徒さんが少しずつ前向きに変わり、自分で考え、判断し、行動できるようになるまでの過程を実感します。
そして、体験会での自分の関わりが、その一歩のきっかけになれたと感じられるとき、この仕事をしていて本当によかったと思います。
知識を得るだけでなく、理解し、納得し、自分の意思で動けるようになる。その変化に立ち会えることが、この仕事のいちばんのやりがいです。
リクルート時代に新規事業として金融教育に携わっていたときは、メンバーが2人しかいませんでした。その点、今は同じ想いを持ち、同じ方向を見て走る仲間がたくさんいます。
「金融教育を社会に広げたい」と本気で取り組む人たちと働けることが、何よりの支えになっています。
これからは、もっと多くの人に“お金と前向きに向き合うきっかけ”を持っていただきたいと思っています。
「金融教育」というと、資産運用や投資のノウハウを学ぶものというイメージを持たれがちですが、僕たちが大切にしているのは、“お金を通して自分の意思で選択できるようになる力”を身につけていただくことです。
たとえば、これまでなんとなく支出を決めていた方が、「自分にとって何にお金を使うと豊かさを感じるのか」を考えるようになったり。
「投資は難しそう」と感じていた方が、情報に振り回されずに“自分の判断軸”を持てるようになったり。
そんなふうに、お金との付き合い方が“我慢”ではなく“前向きな選択”に変わっていく瞬間こそ、ABCashの金融教育の価値だと感じています。
金融教育を通じて前向きに変わる人は本当に多いのに、仕事や家庭の忙しさ、情報の多さなど、さまざまな理由から学びを始めることを迷ってしまう方も少なくありません。だからこそ無料体験会を通じて「お金の学びってこんなに前向きで、人生に直結するものなんだ」と感じてもらえるよう、一人ひとりの背中をきちんと押していきたいんです。
最近は、SNSやYouTubeなどをきっかけに投資を始める方も増えています。
ただ、相場の好調さに安心してしまい、状況が変わったときにどう判断すればいいのか分からないまま始めている人も多いと感じます。
だからこそ必要なのは、“相場の動きに振り回されること”ではなく、“どんな状況でも自分の意思で判断できる力を身につけること”だと思います。
そうした金融リテラシーが身についていれば、どんな時でも冷静に考え、行動できるようになります。
僕らが目指しているのは、まさにそうした“知識を行動につなげる力”を育むことなんです。
きっとそこには、同じように金融の現場でお客さまと向き合ってきた人ほど、共感してもらえる部分があると思います。
そして将来的には、「金融教育」が“特別な学び”ではなく、“社会に出る前に自然に身につけるもの”として根づいてほしいと考えています。
たとえば、社会に出る前に運転免許を取るように、社会人になる前にお金の知識を学ぶ。
そんなふうに、お金の知識が“社会に出る準備”のひとつとして当たり前に学べる世の中をつくっていきたいです。
日本ではまだ、“お金に関する知識がないことで選択肢を狭めてしまっている人”がたくさんいます。
お金と前向きに向き合う力が、“生きる力”として自然に身につく社会を、ABCashから実現していきたいと思っています。
自分自身としては、金融教育をより多くの人に届けられるように、ABCashというサービスブランドを広げていきたいと考えています。
現状はマーケチームがデジタル施策で集客を担ってくれていますが、SNSや広告経由で体験会を知る方がほとんど。
もともとABCashを知っていたという方は、まだごくわずかです。
今は広告などをきっかけに「偶然選ばれるブランド」ですが、これからは“お金の勉強ならABCash”と「必然的に選ばれるブランド」へと育てていきたいと考えています。そのために、大学や自治体などへも積極的に働きかけ、より生活の近くで金融教育に触れられる機会を広げていきます。
デジタルとリアルの両輪で、ABCashの認知を広げていくことが次のチャレンジです。
認知と集客の両面からブランドを育て、「お金を学ぶ=ABCash」という状態を社会に根づかせたい。そのために、自分自身も、体験会を行う “いちセールス”の枠を越えて、PR活動や出張講義など、発信の領域にも挑戦していきたいです。
僕は、同じように金融業界で働いてきて、「もっとお客さまのためになる提案がしたい」と感じた人にこそ、ABCashという会社を知ってほしいと思っています。
金融業界は、営業力や信頼構築力を徹底的に磨ける、本当に良い環境です。僕自身も、証券時代に身につけた経験が今の自分を支えています。
一方で、組織の方針や取り扱う商品によって提案の幅が限られる中で、「お客さまにとって一番良い選択肢を届けたい」という想いとの間にギャップを感じることもありました。
「本当にお客さまのためになっているのか?」と立ち止まったとき、次のキャリアを考える人も多いのではないでしょうか。
僕もまさにそうでした。
お金を増やすこと以上に、お金に振り回されず“正しく行動できる力”を届けたい。それが、自分が金融に携わり続ける意味だと思ったんです。
ABCashは、金融教育を本気で事業として広げている会社です。
目の前の数字だけを追うのではなく、“お金とどう向き合うか”を一人ひとりに伝えていく。
そして、サービスブランドそのものを一緒に育てていく段階にあります。
僕自身、以前リクルートのSUUMO事業に関わっていましたが、SUUMOという有名なブランド力も最初からあったわけではありません。立ち上げ期のメンバーが地道な営業を積み重ね、信頼を築いていった結果、「住まいといえばSUUMO」というブランドができた。
今のABCashは、まさにその始まりのフェーズにあります。
金融業界で培った“お客さまに誠実に向き合う力”と“金融知識”を生かしながら、正しい金融リテラシーを伝え、ブランドを共につくっていく。
その両方を実現できるのが、ABCashだと思っています。
「金融の力で社会を良くしたい」
そう思っている人にとって、ここはきっと、心からワクワクできる環境です。
以上、松原へのインタビューでした!
当社では、金融教育を社会に広げる営業のマネジャー、営業担当者を絶賛募集中です。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご応募をお待ちしています!
カジュアル面談・応募はこちらから↓↓↓
\セールス・松原も出演中!/
▶︎【密着動画】新規事業開発を担う青木の1日に迫る(YouTube)
事業の多角化や、ABCashがどのように新たな挑戦を進めているかをリアルに感じていただけます!
▶︎代表インタビュー(YouTube)
創業の原体験から事業の成長、そしてこれから金融教育の未来をともに創る人材へのメッセージを、代表の辻が語ります!
出典:note(https://note.com/abcash_hr/n/n4323861a7426)
※本記事は、ABCash公式noteで公開中のインタビュー記事をもとに再編集しています。