プロフィール
トゥッミネッリ フランチェスカ (20歳) |株式会社バイデンハウス インターンシップ
上智大学 法学部 国際関係法学科
Internship, Weiden Haus
フランチェスカです。バイデンハウスの皆さんにはフランチェと呼ばれています。イタリアと日本のハーフで高校まではインタナショナルスクールに通っていました。現在は、上智大学で主に国際法やEU法を中心に国際的な視野から法律を学んでいます。ファッションにまつわることは何でも好きです。MBTIはINTPです。
ほかのインターン会社やアルバイトの経験
ユニクロで1年間バイトをしていましたが、長期インターンはバイデンハウスが初めてでした。
将来目指していること
将来はブランドマーケティングなどを通してファッションに携わりたいと思っていて、ファーストキャリアとしてはコンサルティング業界で働きたいと思っています。
バイデンハウスとの出会い
なぜバイデンハウスを選んだのか
コンサル業界を志望していたためコンサルの現場を知りたく、インターン先をWantedlyで探していたところ、載っていた社内の写真がとてもお洒落なバイデンハウスを見つけました。複数のインターンに応募をしたのですが、バイデンハウスが最も早く返事をしてくださり、面接をしてくれた保川さんも優しくオープンな雰囲気でバイデンハウスで働きたいと考えました。
実際のインターンシップ体験
どのような業務を担当したか
バイデンハウスでは幅広いジャンルの業務を担当させていただきました。具体的には調査の設計や定量調査、定性調査、店頭調査、資料翻訳などをお手伝いしています。
業務を通じて学んだこと、気づいたこと
インターンを通じて得た一番の学びは、「他人の心理を理解しようとする姿勢」の大切さです。私はインターナショナルスクールという、多様性が尊重される環境で育ったため、他人の意見を否定も肯定もせず、理由を深く問うことなく受け入れる傾向がありました。
しかし、バイデンハウスでのコンサル業務を通して、消費者調査に何度も立ち会ううちに、相手の言葉の背景や心理に関心を持ち、「なぜその意見に至ったのか」を知ろうとするようになりました。ただ受け入れるだけでなく、理解するために相手の視点を深く想像することが分析において重要だと気づきました。この姿勢は今後どのような環境でも大切になってくると考えています。
難しかったこと、どうやって乗り越えたか
社員の方々のように業務を効率よく進めることに最初は苦戦しました。「コンサルタントのパソコンの操作って、こんなに早いんだ・・・」とびっくりしました。しかし、Excelのショートカットキーを覚え、すべてショートカットキーで行うようにしたり、AIの活用方法などを先輩方から丁寧に教えていただく中で、それらを繰り返し実践し、少しずつ仕事の効率を上げられるようになりました。
会社やチームのカルチャー
バイデンハウスの雰囲気
一言で表すと「自由で個性的」です。服、髪色、メイク、タトゥーに縛りがなく、社員それぞれが各々のファッションスタイルや仕事スタイルを確立しています。ファッションが好きな私にとって好きな服を着ていると気分も上がり、仕事を頑張るモチベーションになりました。一方、自由な雰囲気ではありますが、コンサルタントとしてクライアントの成果のためプレッシャーと戦いながらハードワーク、というプロフェッショナルとしての鋭さもあります。
メンバーとの上下関係
メンバー間の距離の近さを感じます。社員とインターンの垣根がなく、立場関係なくフラットに話せる関係性です。だからこそ、アイデアや意見も気軽に出し合えますし、変な緊張でミスすることなく自然体で働けます。また、個人的な相談や悩み事があっても躊躇なく話せますし、社員さんはみんな自分より様々な経験をして広い視野を持っているユーモアのある方々なため、とても学びにもなりますし楽しいです。
フィードバックをいただく際は、まず最初に作業の良かった点を具体的に伝えてもらえます。そのうえで、改善点についても的確、かつわかりやすく教えてくれるので、納得感を持って次に活かすことができます。仮に理解が難しい場合でも、質問すれば別の視点や方法で丁寧に説明してくれるため、安心して取り組むことができます。
修正後の作業を提出すると、「自分が行った分析や作業からどのような価値が生まれたか」「どうクライアントに役立ったか」を、感謝とともにフィードバックしてくれます。その言葉から、自分の仕事がチームや会社の力になっていると実感でき、自信につながると同時に、「もっと貢献したい」という気持ちも自然と強くなっていきます。
みんなが“素”で働ける場所
バイデンハウスは、誰もが“素の自分”でいられる、居心地のいい雰囲気です。だからこそ、アイデアや意見も気軽に出し合えますし、変な緊張でミスすることなく自然体で働けるのが魅力です。
堅苦しさや無理な上下関係はなく、初めて関わる人もすぐに溶け込める会社だと思います。チームとしての一体感を大切にしながら、それぞれが自分らしさを活かせる。そんな居心地のいい環境だからこそ、前向きに挑戦し続けられるのだと思います。
成長や変化の実感
インターンを始める前と後で最も大きく変化したのは、「社会に出る自信を持てるようになったこと」です。バイデンハウスでのインターンが私にとって初めての実務経験だったため、当初は「自分に仕事ができるのだろうか」と不安に思っていました。社会のことも、働くことについても分からない状態からのスタートでした。しかし、実際に業務を経験する中で、成果に対しては「良いものは良い」としっかり評価してもらえ、改善点については的確なフィードバックをもらうことができます。そのおかげで、自分の強みを活かしながら、改善すべき点は修正し、少しずつ仕事の質を高めることができました。また、何を求められているのかを感覚的に掴めるようになり、作業時間も短縮できるようになったことで、自分の成長を実感し、社会に出ることへの自信を持てるようになりました。
経験できてよかったこと
実際にコンサルタントの仕事を身近で見れること。毎週行われる社内ミーティングに参加したり、フィールドワークに参加することができたり。インターン生でありながらも、社員さんとご飯を食べたり、飲み会をしたり。様々な機会や経験をしたので、自分が社会人になったときどのように変わるのか、求められている仕事のレベル感など知ることができました。
仕事のやりがいや楽しさ
特に楽しかった業務、達成感を感じた瞬間
一番楽しかった業務は小売店舗で行ったインバウンド観光客への店頭調査です。飲料に関する案件で、店舗で飲料をお土産として購入検討しているインバウンド観光客にアンケート回答を取得する業務です。
「仮説→検証→修正」というサイクルを消費者の生声で高速でできたので、ターゲットの消費者の解像度がデスクトップリサーチやデータ分析をした際よりもグンとあがりました。データというのは一人ひとりの意見・体験が集約されたものだとリアルに感じられます。オフィスでパソコンの前で分析をしているだけではわからないことってかなりあるんだなと思いました。
また、アンケートを取得した数が数字で見ることができたため、多く回答がもらえると達成感もありました。
「仕事って面白い」と思えた瞬間
毎回まったく異なる案件に携われることにバイデンハウスの楽しさを感じています。大学では学部に所属しているため4年間同じ分野を学び続けますが、インターンでは日々さまざまなテーマの案件に関わることができました。たとえば、ある日はカラコン、別の日はパソコンなど、毎回取り扱う内容が変わるため、常に新鮮な気持ちで取り組むことができ、飽きることがありませんでした。
大変だったこととその学び
求められている成果に対して100%で応えられなかったときには、悔しさを感じることがありました。特に長期インターンでは、私にも時給が支払われているため、その分の価値を仕事でしっかり返さなければならないという責任感がプレッシャーになる場面もありました。
とはいえ、社会に出れば、より高い報酬と引き換えに、さらに高いクオリティやスピードが求められるのが当たり前です。だからこそ、今のうちにこうした責任ある環境で実務経験を積めていることは、自分にとって大きな学びであり、将来への準備にもなっていると感じています。
読者へのメッセージ
これからインターンを考えている学生へのアドバイス
インターンを始めたいと考えたときどの会社にしようかなと悩みすぎるのは禁物だと思います。そうこうしているうちに行動する第一歩を逃してしまいがちになります。そのため、私は一旦会社概要を詳細的に読むことよりもとにかく良いと思ったら応募し、一番早く返事が来たところに働くことを決めました。結果的にすごく環境のいい会社に恵まれたくさんの成長を得ました。悩むよりもまず行動が大切だと思います。
バイデンハウスに向いている人は?
自分の意見を理屈をもって述べられる、好奇心が強い、スタイルが確立している(=自分の好きなものを突き詰めることができる)、そのような人が向いていると思います。バイデンハウスは、自由でフラットな環境が魅力のひとつだと感じています。だからこそ、個々の個性がそのまま武器になり、固定観念にとらわれない“オリジナル”を生み出せる場所だと思います。