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episode 0/理数個別指導学院創業までの話

Photo by Tunafish on Unsplash

2009年秋

弊社代表の永田と私、島田が出会った。

理数系を得意とする永田、文系を得意とする島田。
戦略家タイプの永田、即行動タイプの島田。
仲間の成長を信じる永田、自分の可能性を信じる島田。
年の差10歳。
絶妙なバランスの2人だった。

2人が勤める上場企業の学習塾では
「自習室に先生が常駐」する校舎が1つも存在しなかった。あくまで授業優先とのこと。
しかし、集中せずに生徒がおしゃべりをする自習室、分からないことがあっても誰にも質問できない自習室に意味はあるのだろうか。
自習室で分からない時に生徒がすぐに質問できるよう、
自習室に先生を常駐させるシステムを考え「2人の校舎だけ」がそれを実行した。

個別指導の授業だけが行われている中で
数学の基本は計算、英語の基本は単語、そこを「生徒任せ」にしてはいけない、と
個別指導でやるよりも集団の力を借りて競争させて特訓させたらどうか、と
「計算特訓道場」や「英単語道場」など新しい取り組みを行った。

社員は授業をしてはいけない。社員は自習中の生徒の質問に答えてはいけない。
社員はアルバイト講師の管理や、保護者との面談に集中しなければいけない。
過去のお問い合わせに対して、様子伺いの営業電話をかけなくてはいけない。
毎月の入会ノルマや講習会ごとの営業ノルマもたくさんで、
生徒のカリキュラムを考える時間もまともにとれない。

そのような環境だったが、
「成績を上げるための授業」とは何か、を2人で追究した。

出世を諦め営業ノルマは一切追わず、
目の前の生徒1人1人のために「志望校合格カリキュラム」を考え、
テスト前には生徒1人1人にあわせた「テスト対策スケジュール」を作成し
生徒が塾に来る時間には、自席には座らず教室内を歩き回り、そこら中で質問対応や本人面談を行った。
当時の所属会社の方針とは異なる独自の取り組みや改革を行い、
2人が出会って2年で、最優秀校舎に選ばれた。

しかし、
2人は満足しなかった。

保護者や生徒が求める本物の教育サービスを
自分たちは提供できているのか?

売上重視ではなく
塾の使命である
成績UPにこだわる塾を創りたい

働く社員が
生徒や講師のために
真っすぐに働ける環境を創りたい

本物の教育サービスを提供する
強い組織を創りたい

2012年3月 理数個別指導学院 創業

学習塾業界の常識を変える仕事が始まった。

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