下川航平
横浜国立大学4年生。学業ではデータサイエンスを学ぶために教授に直談判したり、学部長の推薦で企業のデータ活用の実務経験を積んだりなどバイタリティにあふれるMarcheの1号インターン。2022年2月から参加したMarcheでは、サイトでの顧客動線の分析やSNS運用などといったクライアントのマーケティング業務の補助をするほか、他のインターン生のマネジメント業務も行っている。

面白そう！で役員2人のスタートアップに3人目としてジョイン

ーー2022年2月からMarcheに参加したということですが、就活真っ只中の時期ですよね！どうして忙しい時期にインターンを始めたのですか？

一番の決め手は、こんなに面白い人達と働けるチャンスはもう一生こないと思ったことです。ずっと頑張ってきたデータサイエンスをビジネスの場で活用したいと考えていたのですが、「面白そうと思ったらとりあえずやってみよう！」が自分の行動指針というのもあり、CEOの水島さんやCOOの平島さんと働けるチャンスは今しかないと業務内容も聞かずにジョインを決めました！

あとは当時のMarcheは役員2人が毎日経営会議をしていて、同じ部屋で働きながらたくさんのことを学べるという期待で就活そっちのけで契約書にサインしました。

「 君がやってるのは仕事じゃないよ」の言葉に目が覚め、「働くということ」を考えるようになった

ーー現在クライアントのマーケティング運用の補佐をされているとのことですが、仕事のやりがいや達成感、成長を実感するところはどんなところですか？

インターン生ということもあり、細分化されたタスクをもらうことが多いですが、こだわりをもってタスクを完遂して新しい仕事をもらえた時に達成感があります。Marcheには「仕事のご褒美は仕事」という文化があり、自分自身の仕事が認められるほど楽しい仕事がもらえてどんどんやる気が上がるという好循環に自分がいる実感があります。

また役員陣が話している内容を聞いて、こういう資料作りが求められるかも！とチャレンジして喜ばれた時には、仕事は周りの人が求めていることを考えることなんだと改めて実感し、自分自身の成長も感じます。どんどん自分が成長する、余裕が生まれてチャレンジする、褒めてもらって次のチャンスが来る。このサイクルの中で学生のうちに成長できる機会は本当に希少で、Marcheに飛び込んで良かったと毎日のように感じています。

ーー学生なのにすごいですね。はじめからそんなに活躍されていたんですか？

いえ、最初は正直あまりうまくいっていなかったです。ただとあるキッカケがあり、仕事とは何か、働くとは何か、どうしたら上手くいくかを考えるようになりました。そのキッカケというのが「君がやってるのは仕事じゃないよ」と平島さんから言われたことです。入社してすぐだったので、とても落ち込みました笑

当時は自分の仕事に不安がいっぱいあって、安心するために「〜していいですか？」「どうしたらいいですか？」とすぐに聞いていました。当時の僕はそれが報連相をすることだと思ったので。毎度丁寧に答えてくれていたのですが、最初の返事はいつも「下川くんはどう思う？」とか「下川くんはどうしたいの？」でした。ただある時に平島さんから「どうやるか考えることも下川くんの仕事だよ。どうしたらいい？って下川くんが聞いて僕が答えてそれをやるって繰り返しているなら、それはもう下川くんの仕事じゃないよ」という言葉を掛けてもらいました。この言葉で、自分がやっていたことは自身で考えることを放棄して、平島さんの時間を奪うことだったのだと反省しました。

それからは相談をするにしても、質を高めようと自分で仮説を立てた上で相談することを徹底しています。その甲斐もあり、入社2ヶ月ですでに3社のLPOのデータ分析を任されたり、インターン生のマネジメントを行ったりと成長を実感できています。（この前、平島さんに「下川くんのコミュニケーションのとり方めちゃ上達したね、もっともっと今後いろんな人にチャンスもらえるようになるよ」と言われてニンマリしました笑）

がむしゃらに頑張って、このチャンスをくれたMarcheに恩返しがしたい

ーー就職先の業務には、Marcheの運用業務はどう活きると思いますか？

Marcheでは企業の成長に必要な戦略の設計を顧客獲得、財務、マーケティング、採用といった側面から立案し、実行までを行っています。その事業へのインパクトの大きさ、戦略の自由度、視点を肌で感じられ、知識のインプット・アウトプットを学生のうちから経験できていることは、就職先の業務、ビジネスマンとしての人生に大きく活きると考えています。

就職先はフィンテック領域の新規企画部門です。変革を起こすのが難しいと言われる金融分野ですが、Marcheで学んだこと、もともと学んでいたデータサイエンスの知見をフル活用して良質なサービスを世の中に生み出していければと思っています。

Marcheで学んだことでもあるのですが、新規サービスの0から1を考えることはもちろん大変である一方、その1を広げていくことも同様に大変であり重要です。様々な業界の様々な手法のマーケティングを学び、実践したことを活かして、就職先でも活躍していきたいです。

ーー下川さんが活き活きと仕事をされているのが伝わってきます。これからMarcheの運用として、やっていきたいことを教えてください。

webマーケを一気通貫で、自分自身でやりたいです！現在携わっているのは一部分なので、Marcheが手掛けているマーケティングの全部を網羅したいと思っています。とても幅が広く、難しいことは分かっているのですが、それだけマーケティングに可能性を感じているのでできる限りのことを学び、このチャンスをくれた水島さん、平島さんに恩返しできたらなと心から思っています。そのためにもMarcheでがむしゃらに頑張ります。

ーー今後Marcheに挑戦したい学生たちにメッセージがあればお願いします。

もしMarcheに入らずに大学生活を続けていたら、学生気分が抜けないまま社会に出ていたと思います。そして、Marcheに入ったからこそ、入社前は意識すらしていなかった「働く」ことに関する自分の未熟さや、今後の可能性を明確に認識することができ、大きく成長できたし、今も成長できていると思います。だからこそ、学生気分の己に鞭を打って成長したい、若くて強いメンバーたちと切磋琢磨したいという人はぜひMarcheで一緒に働きましょう！