皆さん、こんにちは。GO-on編集部の高堂(たかどう)です。
4月1日。GOでは、2026年度新卒メンバーの入社式を行いました。
会場に集まった新卒メンバーの、少し緊張しながらも、希望をにじませるまっすぐな表情。
その姿を見ているだけで、私まで「今日からまた新しいGOが始まるんだ」と、胸の奥が熱くなるのを感じていました。
数ある会社の中からGOを選んでくれた彼らに、経営陣はどんな言葉を贈るのか。
会場で見守りながら、私自身も一人の社員として、その言葉の一つひとつを噛み締めていました。
変化の激しいこの時代を、どう生き、どう前に進むのかーーー。
そこには、先を歩いてきた立場からの実感と、新しい仲間への期待が込められていました。
今回の前編では、その言葉と会場の空気感を合わせてお届けします。
目次
100年続く組織の、まだ6年目。会長・川鍋が語った「変化の先頭に立つ」ということ
まず会長の川鍋が語ったのは、現在のGOが歩んできた時間の短さと、その先に見据えている果てしない未来についてでした。
GOは統合して6年。けれど目指しているのは100年続く組織です。
「僕たちはまだ、100歩のうちの6歩目にしかいない」
川鍋のその言葉を聞いて、私たちが日々向き合っているのは長い道のりの、まだほんの「始まり」に過ぎないのだと、改めてその時間軸の長さを実感させられました。
先輩と呼べる新卒社員も、社内にはまだ15名しかいません。だからこそ、今日入社する一人ひとりが「新しい時代を切り拓く当事者」なのだという期待が、まっすぐな言葉で伝えられました。
川鍋が伝えたかったのは、私たちが向き合う「移動」という営みの本質です。
人が生きる限り「移動」はなくならない。けれど、そのあり方はかつてないスピードで変わっていく。GOはその変化のど真ん中にいます。
そこで、ドラッカーの言葉を借りて一つの指針を提示しました。
変化はコントロールできない。できるのは、その先頭に立つことだけである。
変化を止めることは誰にもできない。ならば、受け身で流されるのではなく、自らその先頭を走ろう。そして、「5年後には、いま話していることとは違うことを言っているかもしれない。それでも、変化の中で自分を更新し続け、自分なりの幸せをつくっていってほしい」と続けました。
会社の成長を語る以上に、変化の激しい時代を生き抜く一人の人間としての幸せを願う。そうした温かい言葉に触れ、会場の空気も少しずつ和らいでいくようでした。
「数え切れない選択肢の中で、今日、君たちがここに座っている。これはもう理屈じゃない、縁なんだ」
偶然ではない出会いへの感謝。
新しい仲間を迎える温かなまなざしは、100年先を見据える組織の始まりに立つ新卒メンバーへの、静かで力強い歓迎の言葉でした。
激動の時代を、どう受け止めるか。社長・中島が伝えた「楽しむ」という覚悟
続いて社長の中島は、新社会人としての一歩を踏み出す彼らに、あえて今の世の中の厳しさを率直に語りました。
国際情勢の揺らぎやAIの爆発的な進化。
これまでの社会の前提が崩れ、先の見通しを立てること自体が難しくなっている。かつてないほど予測困難な状況下で、彼らは社会人生活をスタートさせます。
しかし、中島が示したのは決して悲観の言葉ではありませんでした。
「この状況を『不幸だ』と捉えるのか。それとも、風向きが変わり、大きなうねりが生まれている『大航海時代』だと捉えるのか」
同じ環境に置かれていても、どう意味づけるかで見える景色は180度変わります。中島が伝えたかったのは、その「心構え」の大切さです。
すべてのルールがひっくり返るかもしれない。それは言い換えれば、若くても「新しいルールを作る側」に回れる最高のチャンスがあるということ。
「縮こまるんじゃなくて、変化そのものを機会として、このうねりを一緒に楽しもう」
先が見えないことを恐れるのではなく、変化の大きさ自体を面白がる。その力強い呼びかけに、新卒メンバーの表情が引き締まったのが印象的でした。
それは新卒メンバーに向けたエールであると同時に、いまGOにいる社員全員に向けた「自分はどう立ち向かうのか」という問いかけのようにも響きました。
執行役員・中西が語った「移動で人を幸せにする」という仕事の意味
最後にメッセージを贈ったのが、新卒採用プロジェクトも管掌する執行役員の中西です。終始、熱量のこもった語り口が印象的でした。海外起業・国内スタートアップ経営などさまざまな経験を重ねてきた彼が、「今が人生で一番、仕事が楽しい!」と満面の笑みで語りかけます。
最初に、中西が投げかけたのは、「GOは何をしている会社か?」という問いでした。世間からはタクシーアプリの会社として知られがちですが、本質は違います。
地方の過疎化、高齢者の移動の制限、交通事故、環境問題、そして物流危機など...GOはこれら全てを「移動の課題」だと捉え、その進化を通じて人を幸せにしていくこと。それが、GOが向き合っている仕事の本質なのだと語られました。
スライドに投影される人類の歴史とGOの挑戦が重なったとき、私たちが向き合っているテーマの壮大さに、改めて胸が熱くなりました。
そのうえで中西が新卒メンバーに伝えていた期待は、大きく3つありました。
1つ目は、変化の速い環境の中で、自ら試し、考え、学び続けることです。成長は時間が経てば自然に得られるものではなく、「試行回数」と「思考回数」の積み重ねの先にある。実際にやってみること。そして、その結果をもとに考え続けること。その往復を重ねることが、自分自身の成長につながっていくというメッセージが印象に残りました。
2つ目は、組織の一員としてカルチャーの当事者であることです。会社のカルチャーは、経営陣やマネージャーだけがつくるものではなく、一人ひとりの言動や意思決定の積み重ねによって形づくられていくものです。まだ若い組織であり、これから100年続く会社を目指していくGOにおいては、新卒メンバーの存在もまた、そのカルチャーに影響を与える重要な一部なのだという期待が込められていました。
3つ目は、目の前の仕事に真摯に向き合いながら、自分の可能性を広げていくことです。社会人生活の中では、自分は何をやりたいのか、どんな道に進みたいのかと迷う瞬間もあります。それでも、まずは目の前のことに一生懸命取り組むことで、できることが増え、その積み重ねが将来の選択肢を広げていく。最初からきれいな答えを持っていなくてもいい、という考え方は、変化の大きい時代を生きるうえで、とても現実的な指針のように感じられました。
GOのバリューにもある「当事者たれ。」という言葉を思い起こさせるように、中西の話からは、自分の役割を受け身で捉えるのではなく、自ら場をつくり、未来を切り拓いていってほしいという期待が、まっすぐに伝わってきました。
3者に共通していたのは、「変化を受け止め、自ら前に進む」ということ
それぞれの言葉の表現や角度は違っていても、3者のメッセージにははっきりとした共通点がありました。 それは、変化を避けるのではなく、受け止めること。そして、その只中で自ら前に進むことです。
変化はコントロールできないからこそ、その先頭に立つ。 不安定な時代を嘆くのではなく、大航海のような機会として楽しむ。 壮大なミッションの実現に向けて、自分自身も変わり続け、目の前のことに当事者として向き合う。
GOが新卒メンバーに託したのは、特定のスキルや短期的な成果だけではありません。もっと根底にある、「どんな時代に、どんな姿勢で立つか」という問いへの、一つの答えだったのだと思います。
“はじまりの日”に交わされた言葉を、これからの支えに
入社式は、一日限りの節目の行事でもあります。
けれど、その日に交わされた言葉は、その場だけのものではありません。 配属後、日々の仕事に向き合う中で迷うことがあったとき。あるいは、思い通りにいかない現実にぶつかったとき。この日に贈られたメッセージは、きっと何度でも立ち返るための道標になるはずです。
GOは、変化の大きい時代をただ乗り切ろうとしている会社ではありません。 自らがその変化の先頭に立ち、100年単位で社会の課題に向き合おうとしている会社です。そしてその歩みの中に、未来を託す存在として新卒メンバーを迎えている。今回の入社式で語られた言葉からは、そんなGOの覚悟がまっすぐに伝わってきました。
経営陣から彼らに手渡された「期待」という名のバトンは、いまGOにいる私たち全員に向けられた問いでもあります。これから彼らが現場で壁にぶつかったり、立ち止まったりしたとき、この日に贈られた言葉が、これから先それぞれの支えになっていくはずです。
後編では、新卒メンバーがその一日をどのように過ごしたのか、当日の様子をお届けします。
※掲載内容は2026年4月時点の情報です。
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