CAPSULE GROUP
カプセルグループは動画・番組制作からキャスティング、マーケティング、PRまでを一連で提供できるソーシャルビデオカンパニーです。あらゆるプラットフォームに最適な動画をプランニング・演出・制作・配信できるプロフェショナル人材が揃っています。
https://www.capsuleinc.co/contact?language=JP
昨年夏に弊社の専属クリエーター「黄氏兄弟」がコラボレーションし、大成功を収めた台湾の大手洋菓子メーカー「亞尼克(ヤニック 、以下ヤニック表記)」。
2019年秋に専属クリエーター「黄氏兄弟」がコラボレーションをした際には、関連のある動画は250万以上再生され、ヤニックの全体の売り上げが30%以上増加し、世間の大きな話題となったコラボレーションとなりました。
今回、常に斬新なマーケティング戦略が話題のヤニックの会長の吳宗恩会長に、CAPSULEがインタビューを実施!
前編では、なぜ今回コラボレーションをすることになったのかの経緯をお伺い致しましたが、その後編となります
▶︎前半はこちら
https://www.capsuleinc.cc/creators-news-inner/645?language=JP
(以下、弊社ホームページ中国語版インタビューからの転載となります)
ーー「プロフェッショナルなコミュニケーション」が成功の鍵ーー
このような結果に達成するまでの準備は、とても苦労の連続だったそうで、「商品の開発だけでも一か月程の時間を費やしました。」と笑って話す吳宗恩会長。
「コラボレーションで一番大事なのは、両者が誠心誠意であることだと僕は考えています。例えば黄氏兄弟が黒糖とタピオカが大好きという事は、私たちも、黄氏兄弟のファンたちも知っています。なので、私たちはタピオカの食感の問題は、何度も試行錯誤をしました。一か月程の時間の時間を費やしたのも、双方が満足する結果を達するためです。」
(「商品開発から台本の話し合いなど、良いコミュニケーションはコラボレーションにはなくてはならない要素である」と語る吳宗恩会長)
商品の開発はもちろんのこと、それ以上にメーカー側とクリエイター側の双方のコミュニケーションが上手くいくかの心配の方が大きかったという。だがそれは、双方の素早く的確なコミュニケーションで解決した。
「正直、台本を最初見たときはどのような企画になるか想像できなかった、少し変じゃないかな、とも思いました。ですが、我々もクリエイターのプロ視点のアイディアと、表現方法を尊重することは、とても大事だと思いました。それは我々には見えないが、クリエイターには見える、視聴者を惹きつけるポイントがあるのかもしれないからです。」
実際にクリエイターとのコラボレーション施策の際、クリエイターの企画とメーカー側のブランディング手法に相違が出てしまい、そこで軋轢が生じてしまうことも少なくありません。
弊社・ブランド運営部門のグループリーダー・施正容は、Youtubeの広告動画は、多くのブランドが従来より考えている広告手法と少し異なる、と指摘しています。
「ですが、どのようにしてブランドとクリエイターがお互い信頼できる関係にするのが、私たちCAPSULEの使命です。」
今回、ヤニック側は黄氏兄弟とコラボレーションをしてよかったと感じたという。
「黄氏兄弟は自分の視聴者達をよく理解してます。台本作りは丁寧で、本当にプロ意識の高いクリエイターです。このように細かいプロ意識が結果に反映されています。CAPSULEのチームも大変プロ意識が高く、今回の作品の制作中にも的確なアドバイスを出し、動画自体もそうですが、動画公開後のケアもとても安心させてくれました。」
ーーインフルエンサーの「デジタルネイティブ世代」に対する大きな影響力が、マーケティングの新しいトレンドにーーー
デジタルネイティブ世代とは、インターネット、SNS、スマートフォンなどのIT機器に大きな影響を受け、物心ついたところからデジタルととリアルのどちらも生活環境となる世代の事を指す言葉です。
今回の施策では、インフルエンサーのマーケットに対する影響力を目にしただけでなく、その影響力がデジタルネイティブのみだけでなく、それ以外にも波及していくという事実もヤニック、そして吳宗恩会長にとっても新たな気付きだったようだ。
「弊社は今後も広告とマーケティングの全体予算を調整し、YouTuberとのコラボレーションを強めていきます。実は、すでに多くの海外のメーカーがこのようなマーケティングしていて、私たちもこれは、このようなマーケティング戦略がトレンドとなると確信してます」
「今回のコラボレーション施策を通じて、デジタルネイティブ世代という新しい客層にリーチすることができました。そして、この世代たちが、自分たちの親世代の決断へも影響する、ということも判明しました。例えば、家や車を購入するときに、我々親世代は子どもたちの意見も参考にします。つまり、今まで以上に新しい世代とのコミュニケーションは必要だと確信しました。」
また、弊社・施正容によると、動画は既に今最も影響力のあるマーケティング方法の一つで、この手法を早く実行すればするほど、メーカー側のメリットが大きくなると指摘しています。
「YouTuberの影響力を通してブランド力強化をするのは、現在のトレンドです。実際に動画広告予算を増加させているメーカーも増加しています。」
(実際にコラボレーションした商品を手にして笑顔の吳宗恩会長)
新たな客層がターゲットのため、どうやったら購入してもらえるか、という観点も大きなポイントとなった。
「今回のコラボレーションを通して、組み合わせや目に入るデザインパッケージがお客様にとって惹かれる要素の一つとなる点も新たな気づきでした。」
実際に今回の商品も、クリエイターとハロウィンの要素を組み合わせたパッケージデザインで、デジタルネイティブ世代の「注目商品」の一つとなり、商品が完売しただけでなく、購入の問い合わせが多数あったという。
当然ながら、デジタルネイティブ世代に影響力のあるインフルエンサー達を選ぶことは、より確実に目的を達成するための大きなポイントとなる。最後に、吳宗恩会長は今後の広告手法として下記のように提言している。
「これまでの菓子メーカーは、商品の品質に力を入れていました。もちろん、これも大事ですが”認知される”という事も、同じくらい重要なことだと思います。YouTuberは、短期間で成果を上げることができる非常に効果的な広告手段で、なおかつ一度だけの広告ではありません。他の企業やメーカーにも一度試してみることをお勧めいたします。適切に運用することができれば、良い結果が得られるのでは、と私は考えます」
今回はヤニックと黄氏兄弟の事例を取り上げましたが、弊社ではこの他にも企業様と弊社クリエイターとのコラボレーションの成功事例がございます。
台湾だけに留まらず、東南アジアを中心に様々な特色を持ったクリエイターをご紹介できますので、ご興味ある方は是非弊社までお気軽にお問い合わせくださいませ。
▶︎お問い合わせはこちら