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CLASの世界観をカメラを通して体現していく撮影ディレクターのお仕事とは?|社員インタビュー

こんにちは!CLAS法務総務部の田中です。

今回はスタジオチームで撮影ディレクターとして活躍している、クリエイティブ部の馬場 裕毅さんにインタビューしました!
CLASのWEBサイトや広告のビジュアルという、会社のイメージに大きく影響する重要な役割を担う馬場さんが、普段どのように業務をしているのか、働くうえで大切にしていることなどについて聞きました!

【プロフィール】
馬場 裕毅(ばば ゆうき)
大手印刷会社のクリエイティブ部として10年ほど撮影部隊をメインに写真や動画など幅広い撮影に携わる。
CLASではクリエイティブ部 スタジオチームにて撮影ディレクターを担当。

撮るのは得意なのに、撮られるのは苦手な馬場さん代理の愛猫“天ちゃん”


撮影はいつもどのように行っていますか?

撮影といってもカメラマン一人で撮影することはほぼ無く、チームで撮影をしています。

インテリアスタイリストやコーディネーターという世界観を作る方、光を調整しながら実際に写真を写すカメラマンの方、商品の現物を開梱して不備がないかチェックし、さらにその商品をスタジオに設置して正しい形に調整をする商品管理の方がいます。(正しい形というのは、例えば椅子の背宛てや座面、アームなど稼働する部分が通常使用される際の形になっているかという意味です)
そこに僕がディレクションと進行管理として入り、撮影を行います。

販促チームやデザイナーから次の企画やコンテンツの情報を僕が受け取り、指示書を作成してチーム内で共有します。いざ撮影開始となったときに、限られた時間内に撮り切れるように、ナビゲーションとディレクションを進めるのが僕の役割です。週2で撮影があるので、毎週指示書をつくっていますね。


ー1日の撮影でだいたい何枚の写真を撮影していますか?

だいたいカット数でいうとざっくり100カットくらいですね。

撮影するシーンには、テーマとペルソナがあって、1シーンの部屋を作るには、商品の開梱から準備、スタイリング、シューティングを行います。撮影が終わるまでに約2時間かかりますね。なので1日の稼働時間内に撮り切れるのは、MAX3シーンくらいです。

1シーン毎に商品にフォーカスして、アイテムの特徴を訴求していきます。


ーCLASのビジュアルを撮影する際に気を付けていることはありますか?

“現実の部屋や空間”となると、どうしても理想と剥離してくると思うのですが、そこは撮影チームの中でも課題として認識していますね。

理想があまりにも高すぎると、物怖じしちゃって顧客の購買喚起につながらない部分もあると思います。そういったことを防ぐために、テーマ次第にはなりますが、現実に寄せることを考えながら撮影することもあります。バランスをとっていきたいなと思っています。


CLASのWEBサイトのコーディネート&レイアウト提案ページで使用されている写真


前職から撮影に関するお仕事をされていたとのことですが、もともとインテリア関係の撮影に携わっていたのですか?

全然違いますね!アパレル関係が多かったです。

ですが、これまでも大手家具メーカーや大手事務機メーカーなどの結構かっちりした真面目な空間の撮影をしていたので、これまでの経験は活かせていると思います。

ただ、CLASの写真は、比較的実生活に根付いたものだと思っているので、そのあたりは勉強中です。
写真表現にトレンドやセオリーはありますが、正解はないので如何にCLASとしての表現に沿えるか、そして購買喚起に繋がるイメージとはどうあるべきか、常にアイディアの引き出しを増やせるように心がけています。


例えばどんな方法で引き出しを増やしていますか?

一番ベストかなと思っているのは、いろいろなプロの意見を聞くことです。
今までのコネクションを活かして、つながりがあるカメラマンやインテリアスタイリスト、コーディネーターなどの方々に、この場合どうするのがいいのといったことを聞きますね。そこからインプットするのが確実かなと思っています。

あとは本を読んだり、趣味でスナップもやったりしています。
いいなと思ったお店の内装を、許可をもらって撮ってから、ここはこういうコンセプトの店だからこういう風にしているんだな、といったことを考えます。先日も大手家具屋に当社の商品企画チームと一緒に現地視察に行ってきたのですが、大企業はショールームも結構システマチックに作ってあるんですよ。そういった部分から吸収することは多いですね!


趣味でスナップもされているとのことですが、馬場さん自身がCLASの写真を撮影することもありますか?

そうですね。単独でフットワーク軽くできる撮影に関しては僕がなるべく巻き取るようにしています。

例えば、CIRCLEのインタビュー記事リペアに関する記事の写真は僕が撮っています。
他にはOPの求人の写真やCLASの採用告知で使う事務所の写真なんかを撮ることもあります。
先日は社長の新しい広報用写真を撮影しました!


撮影の様子


馬場さんのこれからの目標を聞かせてください!

何かを組織的に取り組み、アウトプットするには、円滑な人間関係と信頼が不可欠なので、ゆっくりでも着実且つ誠実に人と相対していきたいです!


円滑な人間関係や信頼を築いていくうえで大切にしていることはありますか?

いくつもの観点がありますが、2つの種類に分かれると思っています。

文字ベースのコミュニケーションと、対面。そして対面の中でもオンライン、オフラインがあると思っています。全部に共通して言えることは、まずは、相手が何を考えているのかと、相手のバックグラウンドを感じ取ることが重要だと思います。
どういう所属にいて、どういう考えで、どういう仕事で、どういう姿勢で臨んでいるかっていう部分をまずは感じとる。それを吸収したうえで、提案したり、コミュニケーションを図ったりということは大事なセットだと思います。

文字ベースのコミュニケーションについて、文字や言葉を発信すると取り消すことがなかなか難しいと思っています。このため、正確な情報を正確に送り出すことを心がけています。
ヒューマンエラーや、一度人を経由することで何かが抜け落ちたり、余計な尾ひれがついたりすることってよくありますよね。なるべく情報がそういう伝言ゲームのようになってしまわないよう気を付けています。

対面でのコミュニケーションについては、自分の立ち位置を明確にしたうえで、それぞれの役割をぼやっとふわふわさせたまま人に任せっきりにしないということを大切にしています。
僕は普段現地に行って対面しながら仕事をしているので特に重要だと思っているのですが、きちんと具体的な指示を適切な役割の人に目をみて話します。さらに、一方的に話すのではなく、何ができるかできないか、これなら頑張ればできそうなのか、温度感も含めて話し合ったうえで、指示出しをしていくことを意識しています。

穏やかな笑顔と雰囲気が素敵な馬場さんですが、撮影に対しては様々なことを意識して常に高いクオリティを追求する熱いクリエイター魂も兼ね備えていました!

最高以上を目指し、クオリティを追求するのが好きな方、ぜひCLASで一緒に働きませんか?
エントリーお待ちしています!

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