Wantedly掲載担当の佐藤です。
日経新聞にも掲載頂きましたが、(掲載記事はこちら)
BizteXが総額4億円の資金を調達しました！

今回は更に事業を伸ばしていこうとするこのタイミングで聞きたいことを人事担当メンバーとCEO嶋田にインタビューしました。

「資金調達と今後について」は嶋田のブログにも掲載されていますが、ここでは資金調達に始まり、毎月メンバーが増えているBizteXのチームやメンバー、今後の組織について、ざっくばらんに聞いています！

新しい市場で国内初のクラウドRPAサービスを開発提供しているBizteX。
「社長という言葉が好きじゃないので(笑)」と気さくに話すCEO嶋田からの視点をお伝えすることで、BizteXの雰囲気が伝わり、関心を深めていただけたら、うれしいです！

　／　よろしくお願い致します！　＼

シードAでの資金調達は計画通り

ー 大きなビジネスの計画に対して、計画通りに進めようと努めています

2017年6月に最初のシードの資金調達をした時に、この先5年の計画は作っていたので、今回の資金調達はおおむね予定通りでしたね。RPAというマーケットが加熱しているので、ここで他社と差別化するという意味や、よりスピードアップしていくための資金調達です。

シードラウンドというのは仮説検証のタイミングで、僕らの考えているビジネスが的を得ているか、的を得た後にターゲットやプロダクトがここで加速するためのガソリンとしてシリーズAの資金を得る、ということがよく言われるんです。

2017年7月の「BizteX cobit」サービス開始（β版リリース）、2017年11月に正式版リリースを経て、現在2年目を迎えています。従来のオンプレミス型RPAに比べて“手軽に導入できる”というクラウドRPAのコンセプトが受け入れられ、この１年間で大手企業から中堅中小企業まで幅広い企業に導入が進み、導入アカウント数は1,150、作成されたロボット数は4,200、総実行ステップ数は1,411万ステップを超えました。
（ステップとは、ロボットに覚えさせる動作ひとつの単位）

シードラウンドにおいては３つの仮説検証を行い、これらが概ね結果として見えたタイミングで次なる非連続の成長をするために、新たなファイナンスを行おうと、今回の資金調達に動き出しました！

■シードラウンドで行った仮説検証
1.プロダクト：クラウドRPA のニーズ検証
2.ユーザーペルソナの検証：プログラミング知識がない実務担当者のニーズ検証
3.ターゲット業種検証：メインターゲットである広告代理店、IT、人材系企業様の業務とニーズ

お客様に喜ばれる機能追加・改善への投資

ー それを可能にするエンジニア採用といった組織や開発費へも充てていきます

調達した資金の用途は一言で言えば、”お客様に喜ばれる機能追加・改善に投資していきます”。理由は、弊社事業において日常行っている定型業務を直感的にRPAへ置き換えて頂くことが重要で、そのためにお客様が日々触れるサービスのUIをもっと良いものにして、お客様のカスタマージャーニー全体のUXを改善していきたいと考えているんです。

そういった機能追加・改善を行える優秀なエンジニアの採用・開発費、お客様向けのカンファレンスやマーケティング・セールス体制の強化、仲間が働く環境や諸条件の整備などにしっかり投資し、それらを通じて、弊社のミッションである「テクノロジーで新しいワークスタイルをつくる」を実現していきます！

"BizteX"というチーム

ー 毎月メンバーが増えている今。
会社が向かって行く方向に自分から動いてくれる人と一緒にチームを作っていきたい

昨年の今頃はエンジニア4人と僕だけでした。エンジニア陣がいたので7月にプロダクトができて採用も強化しているなかで、営業やインターンのメンバーが増え、事務所も今の表参道に引っ越してきました。
2018年の春頃から採用計画を作り、Wantedlyや人材エージェントと話しながら採用を強化し面接しながら”会社にどういう人が入ってきてほしいか”をカタチにしていきました。

■新メンバーに求める3つのこと
1.ビジョン、事業への共感度の高いこと
2.自分たちが持っていないものを持っていること
3.チームフィットすること

色々と課題があるので、それを解決できる幅を広げたい！お客様に提供できることを増やしたい！そんな観点から、この3つはいつも掲げています。なので、スキルがものすごく高くても、ミッションやチームフィットがなければお断りします。が、スキルはすこし足りなくてもミッションフィットなどが高ければスキルは成長に期待して、そういう方と一緒にやりたいと思いますね。

■BizteXのMVV(Mission／Vision／Value)
・Mission：「テクノロジーで新しいワークスタイルを作る」
・Vision ：「この分野でNo.1になる」
・Value ：「Customer Delight」「Cooperate」「Challenge」

スタートアップという観点も含めると、ミッションやビジョンに向かって"RPAという新しいテクノロジーで僕らと一緒にお客様のワークスタイルを変えていける！""No.1に向けたアプローチが一緒に出来る！"
という方とは一緒にやっていけるな、と思いますね。競争も激しいのでスピード感をもつことも大事ですし、僕の性格もあるんですけど、マイクロマネジメントみたいなことはあまりしたくないので、しないようにしています。先述したように、ミッションやビジョンに共感してくれていると会社が良くなる為に能動的に自ら考えて動く人を採用したいので、あまり細かい指示はせずとも、会社が向かって行く方向に自分から動いてくれるような人と一緒にチームを作っていきたいと思っています。

柱となるMVVを社内でしっかり浸透させていく

ー 会社が進む方向性と業績がリンクするカタチに、磨き上げていきたい

今回の資金調達にあたって、月の売上げや成長率が非常に求められたので、この数ヶ月は私もその側面が強くなっていました。"契約を頂く≠お客様に喜ばれるような使い方をして頂く(Customer Delight)"というオペレーションになっていたり、それが私の言動からも出てしまっていました。メンバーから"バリューと合っているのか"という問いをもらい、競争が激しい環境の中で"スピードをもって業績を上げていく"ことと"バリュー"がしっかり合うようにしないといけないな、と。

そういう時に、メンバーから"この1ヶ月はMissionを必ず覚えられるような期間に設定してみてはどうか"などのアドバイスがあり、うれしかったですね！会社の文化や方向性を見てくれているんだな、と。僕ら経営陣から話すことはありますけど、メンバーからそういう話が出てくるとうれしいですね！お客様やメンバーとのやりとりでも、ネガティブなことを言わずに常に前向きでバリューの"Customer Delight"を体現してくれるようなメンバーをみても、すごく良いですよね。

経営陣だけで決めることもできますが、現場のメンバーが納得のいくものにしていきたいので、いつも会社の中で浸透している言葉はメンバーと一緒に作っていきたいです！

働きやすい環境を整える

ー より働きやすいオフィス環境にするためにしていきます

今の事務所に引越してから半年ですが、50〜60人体制も見据えて、物件を見ています。他社のオフィスも見学させてもらい、好評だと聞く集中スペースも設けたいです。エンジニアは集中したい人も多いですしね。
会議室はもちろんセミナーや会議にも使えるようなオープンスペースも作りたい！みんなが息抜きできるソファースペースやカウンター、Switchみたいなゲームも置きたいし…とやりたいことは尽きないので、全部やっちゃうとお金かかりますね(笑)
でも、オフィス環境を良くすることでより働き易くなり、良い方向性にも向き易い。この辺にオープンスペースができれば外部の人にもエンジニア勉強会などでスペースを活用してもらい、エンジニアが普通に遊びにきてくれる、ということもできますよね。そうすることで、BizteXにもエンジニアが集まってくれたらいいな、と思っています！
楽しく仕事ができる環境にすることで、より一体感もうまれるのでオフィス環境にも投資していきます。

メンバーからの意志がある提案、大歓迎！

ー メンバー同士が積極的に意見交換できる場をひいて見る

現時点で、まだまだやり方に課題があるところもあります。月1のMTGで経営陣が前に立ちますが、ちょっと仕切りたくなっちゃう性格なので(笑)、あえて僕はオブザーバーとなり、メンバー同士がもっとこうしよう！ああしよう！と言える場になったら良いんじゃないか、と話したりもしています。みんなが意見を言う場にすることで、納得感も深まり、でてきた課題に対しても会社としてどうしていくか、に結びつけることができるかな、と思っていますね。

あまり細かく指示をするより、どうする？と聞いて、投げかけてみんなに考えて動いてもらったりしたいんです。自分で考えてもらって、自分から発言してもらうと自分の行動にも結びつき易いので、そういうマネジメント・組織にしていきたいですね。私の意見を聞かれますが、"で、どうしたいの？"と聞いて、その答えに納得感があれば、それで！と僕は言いたいです。

ー 社長だから、と遠い存在にはなりたくない

僕は"社長"という言葉が好きじゃないので、そういう言葉は使っていないし、そうしないようにしているんですけど、みんなから見たらその立ち位置なので、せめて言動を気をつけて行動しないといけないな、と思っています。まだ僕が思っているけど伝えられていないこととか、メンバーから見ると社長として意識せざるを得ないところでギャップがあったりします。僕は常に考えているけど、僕が分かっていることをみんなが理解している、というスタンスでいると当然ずれるので、より情報発信してギャップを埋めていかないといけないですね。

メンバーが増えた今，採用の一次面接はメンバーに任せたりする中で距離ができてしまっては良くないな、と。月1のMTGや合宿、1on1など細かいステップを踏んでいこうと思います。

-人が増えてもMVVに共感してもらい、当事者意識を持って同じ方向に率先して動いていける組織にしていきたい -

その為に、僕も相談し易い雰囲気を作っていきます！

＼嶋田さん、ありがとうございました！！！／

いかがでしたでしょうか？
さらに事業加速に向けて邁進しているBizteXで一緒に働きませんか。

ご興味のある方、お気軽にご連絡ください！