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当たり前じゃなかった世界が当たり前に

左:杜艾凝(あい) 右:陳志省(せいじ)

まずは、お2人のご出身地と、来日理由についてお聞かせいただけますか?

あい:出身地は中国の東北です。小さい頃からカードキャプターさくら、デジタルモンスターのアニメなど見ていました。当時はもともと中国の子供向けのアニメばっかり見てて(笑)。なので初めて日本のアニメを観たらそのストーリーのクオリティーに感動しました。日本語は、1年くらい中国の日本語学校で勉強しました。卒業後、初めは日経の中国の会社で働いていたんですが、アブラの求人を中国のSNSで見て、応募しました。採用はせいじさんが対応してくれたんですが、せいじさんの印象は怖い人でした。全然笑わないので、感情がない人だと思いました。でも、クールだけど良い人です。

せいじ:私は中国の広東出身です。私もあいさんと同じで、テレビから流れる香港のテレビチャンネルで、日本のアニメを観て、そこからアニメにハマっていきました。高校卒業後、広東の肇慶というところの大学で、日本語を専攻しました。大学3年生で、日本能力N1を取得しました。大学を卒業したら日本へ行くと決めていましたが、両親は大反対だったんです。それでも、やっぱり日本へ行ってみたかったので、卒業後、1年間代理購入会社(Buyeeのような)で働き、日本へ行くための資金を貯めました。

yuki:ありがとうございます!皆さんアニメの影響なんですね〜

それぞれの一日の時間の使い方、業務内容を教えて下さい

せいじ:私は、SNS運用を主に担当して、それに伴うCS対応や毎月の運営レポート作成もやっています。まず、朝一にメールを確認し、緊急度の高い業務内容から始めます。

あい:私はルーティンより、どちらかというとマネージメントをメインとしているのですが、私もまずは朝、メールやチャットを確認し、緊急度の高いものから対応していきます。その他、チームから横断的に相談を受けて、スムーズに仕事が回るよう細かい部分などを取りまとめています。

お2人の業務内容について教えてください

せいじ:中国のマーケット調査やSNS運用など、最近では、クライアントさんのコンサル業務もあって、施策立案や資料作成など。

あい:クライアントさんのハンドリングや、中国マーケットの採用関連、あとはチームの課題解決などですかね。営業資料の作成などもしています。あと、定期的にアニメイトさんへ取材に行ったりもしています。

アニメイトさんの取材について教えてください!

あい:アニメ・マンガ・ゲームの専門店「アニメイト」は47都道府県全国にあり、行きたいと思った時にはすぐ行くことができる身近な場所です。その身近にいる感覚と、店舗の素晴らしさを海外の方にも味わってもらいたいという気持ちから、「アニメイト」のお店の楽しさを伝える取材を始めました。海外出身の人には、このようなサブカル文化は、現実の中にあるより、ずっと夢の中にあるようなものです。

日本にいらっしゃる方にも負けないぐらいの熱量でハマっているコンテンツは、夢よりもさらに遠い存在で、アニメグッズのお店で買い物をしたり、コラボカフェ行ったりすることが、「日本では当たり前のことなんだ」と初めて知った時、今の自分もこのような「当たり前」を楽しむ幸せ者になって、まるで夢の中に生きているんだなぁと感じました。

取材はお客様のお買い物の時間を妨げないように、お店が空いていない時間帯にしますが、お客様のいないアニメイトのお店もとても賑やかで、スタッフの方は挨拶の練習をしていたり、商品の準備をしていたりなど、不思議な国に入ってしまったような感じがして、とても楽しいです。いろんな国の人と一緒にいるからこそ、ひと味違ういろんな視点から日本のコンテンツを味わえて、その独特な味わいをたくさんの国の方に届けるうちに、この「当たり前の夢」をもっと多くの人に届けたい、いつか世界中の人達にも見てもらいたいと思います。

yuki:ありがとうございます!素敵!

今感じている課題と、これからやりたい事を教えてください!

せいじ:利益につながる施策が欲しいです!

yuki:切実ですね(笑)

せいじ:今までのSNS運用は、利益に繋がるというよりも、信頼を勝ち取っていくという部分を重視していたので、正直あまり利益には繋がっていなく。。。コロナ禍でインバウンドのお客さまも減ってしまいました。これからは、海外にいながらも日本の商品、コンテンツを楽しんでいただけるような施策を、一緒に作っていきたいです!

アブラのオフィス(みんな)の雰囲気を教えてください

あい:優しい雰囲気はあります。いろんな国の人がいるけどみんなはお互いの文化や考え方に理解しているイメージです。私がいつもみんなと喋ってるから最近うるさくなっているけど(笑)

せいじ:社長をいじれるよね。あと、多様性を感じるね。日本刀にみえる傘を持ってくる人がいたり、ピンク色の髪の人が数名いたり。

あい:机の上とか、フィギュアとかアクリルスタンドが多いよね。あと、ある程度意志を尊重してくれるかな〜っと思います。

最後に!どんな人と一緒に働きたいですか?

せいじ:これから、アブラでは海外向けのサービス運用に力を入れていく予定です。そのためには、Webサービスの立ち上げに携わっていただけるメンバーの力が必要です。サブカル好きな方と一緒に、Globalでチャレンジしたい!というメンバーと一緒に働きたいです。

どんな人が向いていると思いますか?

あい:異文化交流が好きな人。悪い状況も予測してくれる人。davideさんみたいな。自分の意見を言ってくれる人がいいです!

yukidavideさん、なるほどですね!次回は、davideさんにインタビューします!

お二人ともありがとうございました!

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