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コロナリスクを“分散”させる

こんにちは。
株式会社3eee グラフィックデザイナーの塩谷です。

新型コロナウイルス感染症の猛威は収まる気配が無く、
2021年5月13日には、3eeeの本社がある北海道で
過去最大となる700人を超える感染者が出ました。

その頃、3eeeでは・・・

Zoomでの緊急ミーティング

5月13日 夕方。
社長の一声でスタッフが緊急招集。
Zoomにて緊急のミーティングが開催されました。
現場対応にあたっていたスタッフも各地から参加。

そこで社長が提言したのは・・・

本社機能を一時解体・分散させる

というものでした。どういう事かというと、
仮にコロナによるクラスターが会社で発生した場合
(もちろん感染対策はしっかり施しています!ので、万が一の話)
全員が同じ場所にいたら
その時点で会社の機能がSTOPしてしまいます。

ですが、本社機能をすべてテレワークで
賄いきるというのも実際問題難しい点があります。
(有事に対する緊急対応・ノートPCで代替できない業務、等)
そこで本社スタッフを4チームに分けた上で
それぞれ別の場所へ出勤することにより、
もしどこかでクラスターが発生したとしても
会社の機能を損なわずに業務を遂行することが出来る訳です。

いざ実行へ

3eeeという会社の武器は“立ち回りの速さ”
そうと決まれば即行動!です。

まず、本社内の予防対策を強化
ホームセンターで購入した角材と
抗ウイルスシートを社内に張り巡らせます。


こうして・・・


この通り!!

さらに、元々あった消毒スプレーに加えて
消毒液を染み込ませたマットも追加し、
靴底の消毒も出来るようになりました。

この他、定期的な換気や手に触れる部分の消毒など
飛沫感染・接触感染の両面からあらゆる対策を徹底。

リスク分散!

そして、現在は
・札幌本社チーム
・サテライトチーム(グループホーム用に借りていた住居を間借り)
・東京支社チーム
・現場対応チーム
という形でスタッフは分散しています。
もちろん、それぞれのチーム間の往来が一切せず
各チームスタッフ同士の接触も禁止です。
打ち合わせや連絡を行う際はZoomや電話を駆使しています。

ちなみに私はデスクトップパソコンでの
作業がメインになるため、本社チームとして勤務。


サテライトチームの様子はこんな感じ。
一人一部屋があてがわれています。
簡易的にオフィスとして使用しているというのもあり
受験生のテスト前日みたいな雰囲気です。笑


東京支社チームはさながら長期出張の様相を呈していて、
出発前の荷物準備もご覧の通りでした。

支社の会議室はガラス張りで隔離された小部屋なので、
ソーシャルディスタンスもしっかり確保。

BCP対策の一環として

今回このような対策をとった理由の一つに
BCP対策も挙げられます。
BCPとは、Business Continuity Plan(事業継続計画)の略で
地震や大雪などの自然災害や事故など、
予測不能な事態に見舞われた時に業務の被害を
最小限に抑えて会社の運営を停滞させないための計画のことです。

そして、このBCP対策として有効策なのが『分散化』です。
今回の3eeeのようなスプリットオペレーションもそのひとつ。

特に北海道は大地震や冬の豪雪などが多いため、
BCP対策によるリスクヘッジは一企業として不可欠であり
今回のコロナウイルスにおいても
特に介護事業所を運営する会社のバックオフィスとして
BCP対策をおこなう意義はとても大きいです。
この経験が今後、会社を運営していく上で大きな糧になると思います。

とは言ったものの・・・

普段一緒に働いているスタッフがごっそりと居なくなり、
しかもスタッフ同士も間隔をとって仕事をしているので
何となく寂しいものがありますね。笑

コロナが一刻も早く収束に向かい、
いつも通りの賑々しいオフィスに戻ることを切に願います。

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