こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社、学生インターンのいつきです。趣味は音楽。ひっそりとバンドマンしてます。
そんな僕ですがこのブログでは主に学生の皆さんに向けて、長期インターンやリクパーでのインターンでの気づきなどを発信しています。
怪しくない?長期インターン
前回は長期インターンの面白さや、バイトとの違いについてお話してきましたが、今回は企業側についてのお話です。
給与が出て、やりがいがあって、成長できる面白い仕事を任せてくれる長期インターン…!
そういう風にこの記事では長期インターンを紹介してきました。
やりがい、成長、面白さ…これは…
詐欺の匂いですね。
「成長するから」「やりがいがあるから…」
いかにもブラック企業が使いそうなやりがい搾取の定型文。
待っているのは成長の場などではなく、低賃金、過重労働なのでは…?
信用できませんよね。
実際長期インターンは教えてもらう学生からするとほんとにいい話なんです。
でも企業からすると、お金も負担する上に手間もかかるはず。
というのもアルバイトと比べても任せる仕事の範囲が多いから、常に何か教えてフィードバックしなきゃいけない。しかもそれなのに僕らは、ほんの2~3年で卒業しちゃうんですから。
絶対社員さん採用したほうがいいやん、ずっといてくれるし。
どう考えても企業損してるよな…。
なんだか甘いことばっかりだし…。
もしかして僕たちは騙されてるのか?
ということで!
この「長期インターンブラック説」について徹底究明すべく、
今日はリクパーのインターン生採用担当マネージャーである鮎川さんを直撃しました!
いざインタビュー!
鮎川「いつき君、ストーカーかと思ってびっくりしたんだけど!」
どうやらインタビュー前、僕が鮎川さんのTwitter、ブログを読み漁っていたことがばれてしまっていたらしい。
情報収集をあからさまにやりすぎるとストーカーになっちゃうので気をつけましょう…。
何だか驚かせてしまったのですが早速、問題に切り込んでいきます。
リクパーが長期インターンをするメリットとは一体…?インタビュー開始!
リクパーがインターンをやる理由
僕「早速なんですが、長期インターンをやることでの会社としてのメリットを今日はおうかがいしたいです。手がかかるのにもかかわらずわざわざ学生インターンをとる理由は何ですか?」
そう、自分で働きながらも社員さんを見ていて思うんです。
学生インターンへの教育とか指導って絶対大変。
鮎川「一番は自社採用のためだね。面接とかSPIである程度人柄はわかっても、その人と一緒に仕事ができるかは働いてみないとわからないじゃん?。」
いつき「確かに。」
SPIとは入社前に受ける性格診断テストのようなものです。
そういえばリクパーのインターンを受ける時にもそんなのあったなあ…と僕。
鮎川「だから一緒に働いて僕らが欲しいって思うような人と一緒に働くために、長期インターンをやってる。アルバイトだと業務を細切れで任せることになっちゃうから、一つの業務のスキルまでしか分からないんよ。そうなると、もし仕事を全部任せたときに仕事の前後を図れるかとか、他の社員さんとの連携ができるかとか、そういうところまではわからなくて。」
いつき「たしかに僕がアルバイトをしてた時も、社員さんと比べると、業務を細切れにした一部を任されるって感じでした。」
鮎川「そうでしょ。だから、いろんな仕事をうまくつなげる力があるかまで見ようとおもったら、仕事をまるっと任せられるインターンって形をとるのが一番いいんだよね。」
バイトではなくインターンという形をとる理由は下記のようです。
・インターンなら仕事を広く任せられる
・社員との協力がさせやすい
→「複数の仕事を繋げる力」が見られる
→目的である採用に繋がりやすい
鮎川「残念ながらみんな優秀なだけあって、東京の会社に就職しちゃったりするんだけどね。」
!?!?
いつき「え、それじゃ意味ないじゃないですか」
採用のためで納得しかけてたのに。
・・・採用できんのかい!
長期インターンでどんなに育てても、結局リクパーからいなくなっちゃたら企業は得をしないわけです。
なんだか育て損…って感じがします。
大手企業の肥やしになろうとでもいうのか。
やっぱり何でやるのかわからない…。
鮎川「そう思うでしょ?だけどそれがそうでもないんだよ。採用活動っていうのは新卒のタイミングだけじゃない。新卒の時ってやっぱりみんな東京に行きたがるけど、その後転職するなんてことも最近ではザラ。その時に九州に戻るならリクパーへって選択肢になれるんだ。実際そうやって帰ってきてウチで働いてくれてる社員さんもいるよ。」
いつき「なんだか、すごく長い目で見た採用活動って感じですね。」
鮎川「結局接点作りなんよ。特にうちは人材関係の企業だから、お客さんももちろん企業なわけ。だから、リクパーインターンの卒業生がもしリクパーに就職しなくても、卒業生が新しいお客さんや事業パートナーになるなんてこともある。だから卒業生との繋がりはリクパーにとっても大事なんよね。俺も未だに連絡を取ってる卒業生が何人かいるよ。」
すぐに採用できなくてもメリットはちゃんとあるらしい。
まとめてみるとこんな感じのようです。
・基本的に目的は自社採用。
・新卒で採用できなくてもその後の転職先の候補になり得る。
・インターン卒業生が新たなお客さんになる例もある
→いずれにせよ接点づくりとして長期インターンにはメリットがある。
未来の社員にしても、お客さんや事業パートナーにしても、今後の可能性に期待してつながりを得てるわけです。まわりまわって縁が仕事に活きるんですね…。
詐欺とか言ってすみませんでした…。
詐欺の疑いは解消されましたがせっかくなので、リクパーの長期インターンについてもう少し話を聞いてみます。
リクパーインターンはどんな人に、どんなことをしてほしいんでしょうか。
リクパーの採用成功とは
いつき「なんだか聞いた感じ、長期インターンで一緒に働くことそれ自体に意味がありそうですけど、リクパーから学生インターンに向けて『こんなことをやってほしい』みたいな要望ってないんですか?」
鮎川「これは言い方があんまりよくないかもしれないんだけど、リクパーをうまく利用して欲しいってことかな。リクパーが学生インターンにいろんな挑戦をしたり施策を練ったりするための環境を提供するから、それをうまく活用して自己実現をしてほしい。あ、もちろんそれがお客さんやリクパーのためになるかを常に考えながらね!」
いつき「自分しか見えてないとビジネスにはなりませんもんね。」
鮎川「一番大切にしなきゃいけないのはお客さんだからね。『この仕事がお客さんのためになるか』っていうのは常に忘れないでほしい。だから今後はインターン生にも、もっとお客さんと会う機会を増やしてあげたいと思ってる。実際にいろんな企業さんと関わるのはいい経験になると思うし、インターン生がリアルにお客さんと接触してみるのは会社のためにもなるはず。」
鮎川「学生がそうやって働きながらリクパーのことを好きになってくれれば、リクパーインターンは採用成功といえるかな。」
リクパーには野武士が集まる!?
いつき「じゃあ最後です。リクパーインターンって、どんな人を想定して募集してますか?」
鮎川「新卒採用と基本的には一緒だね。
想定っていうか今まで来てくれてるタイプなんだけどー…」
鮎川「野武士みたいな人かな」
…野武士?
落ち武者狩り…。怖っ。
山賊やん…。
でももちろん、野蛮になれ、ということではないみたいです。
鮎川「野武士みたいな、『何もないところからでも自分の武器を見つけて戦おうとする』そんな泥臭さを持ってる人。そういう人はうちの会社には合ってると思うんよね。」
まとめ
インタビュー前まで長期インターンをやる企業側の意図っていうのは本当に疑問だったんです。入社前ももしかして実はブラックなんじゃ…?って少し不安でした。
企業を疑ってWebで調べたり、社内の友人に話を聞いてみたりもしたんです。
でもこうやって社内で実際にインタビューをしてみると、ちゃんと長期インターンには採用という明らかな目的がありました。
しかも採用がうまくいかなくてもインターン卒業生が新たなお客さん、事業パートナーになり得ます。
長期インターンでできる接点それ自体に、大きな価値があるわけです。
そこで得られた接点は、僕たち学生からしても、きっと有意義なものになるはずです。
この記事が、長期インターンに踏み出そうとする背中を押せたなら幸いです。
リクルーティング・パートナーズ株式会社は一緒に働く野武士の皆さんを大募集しています!
リクルーティング・パートナーズ株式会社's job postings