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雪のキックオフミーティング2022 at 札幌

2022年1月11日と12日の2日間。北海道各地で大変な大雪となり、交通機関が大混乱。道民も動揺するほどの悪天候の中、私たち100(ハンドレッド)のルーツともいえる「札幌」の地で、創業初のキックオフミーティングをおこないました。

昨今のコロナ状況で、東京・札幌の2拠点ではたらくメンバー全員がリアルに会う機会を作れず、ずっとモヤモヤしていましたが、2022年の新しい期をスタートする「キックオフミーティング」という形で集まろうと判断し、大雪の懸念をしながら決行しました(この時期、幸いにも「まんえん防止期間」に入る前の谷間で移動ができました、、)。

1日目の会場は、札幌のシンボル「赤レンガテラス」内にある素敵カフェ「CAFE & BAR Manhattan」さんを貸切で使わせていただきました。ありがとうございます。

これからどこに向かうかのお話。

最初に、自分たちがいるビジネス環境やマーケットが今どのように変化していて、これからどう動いていくのか。現在から未来への潮目を読みつつ、自分たちはこれから「どこを目指し、どういう存在になりたいか」を共有します。

いわゆる「会社の方針」といった"べき論"というよりも、これから「ちょっとワクワクする”旅の計画” 」のようなニュアンスで語る田村。妙にリアリティがあります。

あわせて、私たちが定めた「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)」も披露しました。

特に、行動規範ともなる「バリュー」は、自分たちが仕事をするうえで大切にしたい価値観として、評価制度にも紐づく要素にもなるもの。全員がしっかり「自分のものにする」状態を作りたいと考え、体験型のワークショップも組み入れました。

「バリューを自分のものにする」体験ワークショップ

お馴染み、LifeStocks社の狩野さん進行で、「バリュー」の要素を8つに分解し、体験談や想いを発露していくワーク。時に、体を使って大きく表現したり、テンション高めの楽しいイベントでした。

実際やってみて感じたことはは、「何が正解で・何が間違いか」という正誤は存在せず、「どう感じるか、どう受け止めたか」の感情を揺さぶり、「バリュー」の要素を体に染み込ませる効能があるということ。何より、メンバー同士と同じ空間で「一緒に体験した」という記憶が"旨味成分"となり、どうもこの味を忘れられない、といった感覚に近い。このピンクテープでやったことは脳が忘れてくれないのです。

チームごとの、今期どうしていこうか会議

休憩を挟み、少し現実の世界へ。新体制のチームごとに、今期どういう活動をしていこうかの作戦会議をしました。1-2時間の短い時間ですが、今の課題や重点施策について議論した内容をリーダーから語っていただきました。

たった数時間で議論し尽くせるような簡単なイシューではない!という前提で、粗々でもいいから「未来を話し、想いを伝えあうこと」で、小さな一歩を踏み出すきっかけになればと思います。

中締め後、ブッフェスタイルの食事と懇親タイムに。途中、豪華景品があたるチーム対抗ゲーム企画があったり、楽しい時間が過ぎるのはあっという間です。

ミニ海鮮丼、ローストビーフ、北海道産ポテサラ、牛ひれ肉ステーキ、フィッシュ&チップス、牡蠣のパスタ、ミニバーガー、各種デザートほか。

歴史的建造物内での、内省タイム。

翌日は場所を変え、札幌中島公園内にある西洋館「豊平館 |」の一室をお借りしました。

豊平館は、明治政府機関が建てた唯一のホテルで、明治天皇が札幌視察に訪れた1881年に開館し、日本の伝統的技術を駆使して建造された明治初期の代表的な木造洋風建築の国指定重要文化財、だそうです。(漫画「ゴールデンカムイ」にも出てくる有名スポットです)

雪の深い中島公園を細い路を抜けると、突如現れる豊平館。なんども転びそうになりました。

2日目のテーマは、初日に共有した経営目標や、「ミッション・ビジョン・バリュー」、チームの活動などを踏まえ、自分は何を目指すかを内省します。そして、最後にみんなに宣言することをゴールにしました。

今期の個人の目標設定をするにあたり、チームの中で期待されている役割を理解し、自分の中でも強化したいポイントなどを整理し、自分の活動計画までブレイクダウンしてみようというチャレンジです。

このワークは、模造紙とペン、付箋で書き出す方式にしました。あえてPCを使いません。ペンで文字を書くと、脳によい刺激を与え、新しい発想やひらめきにつながるかも...と思いまして(ところが、漢字が全然出てこない始末です)。

「言霊(ことだま)」にのせた宣言タイム。

最後に、自分が掲げた今期の目標を、一人ひとりみんなに伝えていきます。

「言霊(ことだま)」

古代、ことばにやどると信じられた霊。発せられたことばの内容どおりの状態を実現する力があると信じられていた。(出典コトバンク)

という概念が存在するように、「コトバとしては発すれば、実現する」というパワーにあやかり、今回最後のワークとして取り入れてみました。(言葉として発することの威力については、YouTube講演家の鴨頭鴨頭嘉人さんも熱く語られているので、興味ある方は観てみてください)

共通のゴールを目指す、一緒に働くメンバーが「何を頑張ろうとしているのか」を知り、その想いに共感することで、自然と「何か力になれることはないか、協力したい、応援したい」という優しい感情が湧き出るのが自然でしょう。

この2日目のワーク後、HubSpot Best Partner in Japan 受賞の連絡を受け、喜んで外に飛び出し、動画撮影したというのが、この投稿です。

と、盛りだくさんの初キックオフミーティングでした。
場所を変え、オフラインで集い、PCなしで語らう時間はとても有意義で、今後も継続的にやっていきたいと思えるイベントでした(ただし、真冬の札幌はJRが欠航するので、今後は夏限定になりそうです)。

ではまた。

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