2つの事業チームから、はじめましてのプレゼン。
100(ハンドレッド)という会社は、大きく2つの事業チームがあります。
一つは、世田谷上町に店舗を構え、地域に愛されるコミュニティカフェ「世田谷百貨店」の飲食事業。カフェ、物販、ワークショップやコミュニティイベントなども展開する、飲食事業です。
もう一つは、企業向けのデジタル活用をサポートする「ソリューション事業」。ざっくりいうと、HubSpotという便利なツールを使って、企業の活動(セールス、マーケティング、顧客管理など)を"いい感じ"に整えてあげるお仕事。この領域のビジネス事情を知らない人に説明するのは、至難の業です。
さて。そんなほぼ交わりのない二つの事業を、同じ会社がやっているというを、まずはお互い知るところからというわけで、それぞれのチームを代表するお二人から、はじめましてのプレゼンがありました。
コミュニティカフェ、世田谷百貨店の事業紹介
お店をリードする、店長の宮川 真維さんから。彼女のハートフルなプレゼンに一同引き込まれます。
世田谷百貨店がオープンしてから、現在に至るまでの挑戦、変化。当時の想い、大切なメンバーたちへの感謝、今後やりたいと思っている挑戦。この世田谷百貨店とメンバー、お客様のことが本当に好きで、想いに溢れた話を聞いているうちに、なぜか妙に込み上げて、不覚にもうるっとしてしまいました。
今回の発表で、世田谷百貨店が何を大事にしているのか..を知り、あらためて素敵な事業をしている仲間がいるんだと思うと、なんだか誇らしい気持ちになりました。
HubSpotエキスパート集団、ソリューション事業の紹介
次に、HubSpotを中心に企業向けのソリューション事業を展開するチームから。現在、アシスタントとして修行する須崎健太郎さんによるユニークな発表に注目が集まります。
ソリューション事業部がてがける、HubSpotを活用したビジネスを、広告・マーケティング業界やITビジネスと関わりのない人に理解してもらえるよう伝えるのは、正直かなり難しいと思います。
カフェを運営する世田谷百貨店のみんなに、どう伝えれば興味をもってくれるか。悩んだ結果、紙芝居仕立てでの説明するというチャレンジをしました。一枚一枚、クレヨンで手書きです。
上司に紙芝居の紙めくりをやらせ、意気揚々と、物語を話す健太郎さん。100のビジネスコンセプトとして根底にある「インバウンドマーケティング」という概念を、世田谷百貨店に訪れたお客様が体験するというストーリーで感じてもらおうという演出です。
聴く相手にとって身近な生活の中に、自分たちが大切にしている考え方を知ってもらおうとするところにセンスを感じます。内容の良し悪しよりも、記憶に残る最高のプレゼンでした。
コロナ禍でなかなか普段顔をつきあわせて集まる機会が減ってしまいましたが、あえてこういう集まりに賛同してくれたメンバーに感謝です。
あらためて、今回二人の発表を通じて感じたことは、「伝えるのは、テクニックよりもハート」。
間違いないです。ではまた。