身近なものづくりと気づき
なりそめ
自分は大学に入るまではとくにやりたいこともなく、父親が電力会社に勤めていたという理由から、電気系の学科に入学しました。
しかし、入学後はあまり学科の分野に対してなかなか興味を持つことができませんでした。
そんな時、とある集中講義でテクノロジーを用いた映像作品や、ものづくり、教育という分野があることを知りました。それから自分は少しでもそういった最新の技術を用いたアート作品、ものづくり、教育について知りたいと思い、山口のYCAMで展示スタッフとして働くようになりました。
そして、自分でもものづくりを趣味で始めるようになりました。最初は少しのコンセプトを持った動いたり、直感的に美しいと思った映像をTouchDesignerというソフトを用いて作るだけした。その製作物をどう活かしたいのか、そこからどういった気づきをえて欲しいのかなど、あまり考えもしていませんでした。しかし、YCAMでのイベントや、展示スタッフを通して、自分のものづくりに対する気持ちは少しづつ変化していきました。特に、YCAMで行われた、SFPC in YCAM、オープンラボでの経験によって自分の中でのコンセプト、コミュニティの必要性など気づかされました。
コンセプト
自分は身近なものづくりと、それによって日頃は見向きもしないような気づきを大事にしたいと思っています。