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OpenWork代表取締役社長に就任しました

はじめまして、OpenWorkの大澤です。
2020年4月1日よりオープンワーク株式会社の代表取締役社長に就任することとなりました。

まるでエイプリルフールのような非常事態下でのスタート、一生忘れられないスタートになりました。でも、激動の時代こそ変革は欲され、ニューリーダーは誕生するもの。この時期のスタートで良かったと振り返られるよう、精進したいと思います。

本投稿なので、私自身のことや、OpenWorkのことを簡単に紹介します。
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Twitter:@ohsawa_tw
note:https://note.com/haruki_ohsawa

自己紹介

ときどき私自身について聞かれることがあるので、自己紹介させてください。

■学生時代(-2009)
福島県いわき市で生まれた後、兵庫県西宮市と千葉県松戸市で育ちました。いわゆる転勤族でした。中学・高校は茨城県にある江戸川学園取手中学校・高等学校に通い、剣道部で部長をやってました。

高校卒業後は、同じく茨城県にある筑波大学へ進学。卒業研究のため、大学3年時にイギリスのThe University of ManchesterのLife Scienceへと留学し、砂漠の緑化に関する研究をしました。

大学卒業後は東京大学大学院へと進学し、自然環境と都市計画に関する研究に従事し、修士課程を修了しています。シャワー完備の研究棟で、ほとんど家に帰らず研究し続けた結果、たくさんの賞を頂くことができました。

■社会人時代~リンクアンドモチベーション編~(2009-2019)
2009年に組織人事コンサルティングファームのリンクアンドモチベーション(LM社)に入社しました。当時はリーマンショックということもあり、人材系の企業にとっては本当に厳しい環境でした。一方で、様々なアンチテーゼを生みだすことができ、イノベーションを起こすにはとても良い環境でした。LM社で立上げを担当したインキュベーション(ベンチャー投資)事業、モチベーションクラウドも、既存マーケット・事業に対するアンチテーゼから生まれました。志の大きい素敵なベンチャー経営者の皆さまとお仕事ができたことは、LM社で得られた一番の経験でした。

■社会人時代~OpenWork編~(2018-)

OpenWork(旧Vorkers)には2018年に参画しました。LM社のインキュベーション事業の一貫として、OpenWorkへの出資が決定したタイミングで、私自身も兼務出向して、新規事業の立上げを担当しました。古い別オフィスを借りて、表札をダンボールで作っていた時期もありましたw

OpenWorkは本当に素敵な会社で、最初の兼務比率は20%だったのですが、どんどん夢中になり、兼務比率を上げ、執行役員、取締役副社長と任せて頂きました。最終的には、2019年12月に10年勤めたリンクアンドモチベーションを退職。2020年1月よりOpenWorkへ転籍。新規事業だけでなく、既存事業、経営企画・広報、人事の管掌役員を担当していました。

OpenWorkとは

ここからはOpenWorkについて紹介させてください。社名・サービス名は知らなくても、一度は目にしたことがある人が多いのではないでしょうか。

■オープンワーク株式会社
転職・就職のためのWorking Data Platform「OpenWork」の開発・運用をしている会社です。創業は2007年です。会社の概要は、speakerdeckの資料を御覧ください。



■OpenWorkとは
こんなサイト見たことないですか?


ここ数年で就活・転職活動をした方は、見たことある方多いのではないでしょうか。企業で1年以上働いている/いた方のクチコミで構成されているクチコミサイトで、社員クチコミ・評価スコアは約920万件、登録ユーザー数約350万人、学生の閲覧ユーザーも多く、就活生の2人に1人(2020年卒学生ユーザーは24.5万人)が利用する日本最大級の会社クチコミサービスとなっています。※2020年3月時点


何故バトンを引き継いだのか

OpenWorkは創業者の増井が2007年に起ち上げた会社です。増井が決して揺るがないミッションを持ち続け、13年間大切にプロダクトを磨き続けてきました。よく誤解されがちなのですが、増井は経営から退くわけではなく、引き続き取締役会長として、OpenWorkのプロダクト進化に集中して取り組みます。

何故、このタイミングで代表取締役社長のバトンを引き継いだかというと、シンプルに役割分担のためです。特にここ2-3年、事業・組織がすごいスピードで成長した結果、増井がプロダクトに割ける時間が少しずつ減ってしまいました。そこで、増井はプロダクトにこれまで以上に集中、私は経営全般を担当するために、増井から代表のバトンを引継ぐことにしました。

あとは、個人的な想いになりますが、OpenWorkに寄せられるユーザーの皆さまの声が、本当に熱い内容が多く、背中押しになりました。組織人事コンサルタント時代や、人事時代は正直厄介なサービス(笑)だと思っていましたが、こんなにもユーザーから愛され、必要とされているサービスは珍しいなぁと感動したのを覚えています。OpenWorkが一番大切にしているのは、ユーザーにとって、価値あるサービスとなっているか。経営陣をはじめとして社内のメンバーがユーザーファーストで仕事をしており、ユーザーからの評価が高くなっていることが、OpenWorkに参画して感じた一番の魅力でした。

また、もともと研究者として学会で論文を発表していた身としては、OpenWorkのデータが学術領域でも高く評価されていることはとても魅力的でした。(下記は、2018年に日本証券アナリスト協会の、証券アナリストジャーナル賞を受賞したときのものです。論文も公開しています。)


公益社団法人 日本証券アナリスト協会
証券アナリストジャーナル編集委員会委員長  川北 英隆 ...
https://www.saa.or.jp/learning/journal/prize/index.html



OpenWorkはどこに向かうのか

OpenWorkの経営体制は変わりますが、OpenWorkが目指す世界はこれからも何も変わりません。


OpenWorkは創業以来、ぶれずにこのコーポレートスローガンとミッションを掲げています。

日本最大の社会課題は、変革が進まないジョブマーケットだと感じてます。
他国と比較しても、一人ひとりの労働生産性や従業員エンゲージメントは低いと報告されており、その原因の一つが、年功序列・新卒一括採用・終身雇用などに代表される、企業と個人の相互拘束型の関係性です。

個人の時代がくると言われて久しいですが、なかなか大きくは変わらない。海外で研究をしていたときから感じていましたが、自分の人生は自分で舵を取るという感覚が、日本人は乏しい。最早、この相互拘束型の関係性は、日本の慣習、つまりは文化として根付いています。そして、一度根付いた文化を壊し、新しい文化をつくるのは簡単なことではありません。LM社でのコンサル時代、小さな会社の風土変革ですら簡単ではなかったのに、1億人を超えるひとつの国の文化を変えるなんてのは想像を絶するくらい難しいはずです。

OpenWorkには、社員クチコミをはじめとする、「働く」に関する様々なデータが集まる「Working Data Platform」があります。
この日本最大級のデータベースが基盤となったプロダクトをテクノロジーの力によって進化させ、働きがいのある企業とキャリアを主体的に築く個人であふれる、新しいジョブマーケットへと刷新していく。その結果、積み重なった新しい行動は、新しい“あたりまえ”となり、相互拘束型の日本独自の文化も刷新されると信じています。それだけは、これまでも、これからも変わることのない、私たちOpenWorkが挑戦し続けたいこととなります。

すでに立ち上がっている就職・転職プラットフォームとしてのOpenWork、働きがいが採用力につながるOpenWorkリクルーティングだけでなく、HRではない領域での新規事業や、グローバルでの新規事業も立ち上げています。いずれの事業も、ジョブマーケットを刷新するための事業です。

最後に


最後までお読み頂きありがとうございます。これからもOpenWorkをどうぞよろしくおねがいします。

OpenWorkユーザーの皆さまにおきましては、引き続き“皆さまの声“の力で、ジョブマーケットを一緒に変える挑戦にお付き合い頂けますと幸いです。

OpenWorkの仲間を探しています

OpenWorkでは引き続き、一緒にジョブマーケットの刷新に挑んでくれる仲間を探しています。
特に、現在探しているポジションは、
・データサイエンティスト/アナリスト
・エンジニア(Web、ネイティブアプリ、インフラ)
です。
約930万件、今も集まり続ける日本最大級のWorking Data Platformのデータベースを駆使したマッチングアルゴリズムの開発や、プロダクトの進化にはまだまだ仲間が必要です。

他の職種も募集中ですので、wantedlyページをご覧いただけますと幸いです。
それでは!

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