KUNOだからこそのワークライフインテグレーション
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ライフワークバランス
ライフワークバランスという言葉が大切だと言われ始めて幾星霜。段々と世の中にも浸透し始め、仕事とプライベートのバランスを取ることの重要性を意識する人も増加傾向にある。
私もそのうちの一人でしたが、ライフワークバランスの実現だけではまだまだ制約があることも事実だ。
仕事と遊びのバランス
仕事と遊びのバランスを取ること。
それは仕事も遊びもそこそこに。真剣にやるならどちらかの比重を下げよう。
この考え方が根底にあると思いますが、私はどちらも全力でやっていきたかったこともあり、
そのためバランスを取ることが非常に苦手な人間だった。
どちらかを諦めるというルール
世の中に二択を迫られることが多い。暗黙的に存在する「仕事」か「遊び」かの選択肢や、「私」と「仕事」どっちが大事なの!?などの話だ。
このような二択は自分で自分の可能性をつぶしているだけのように感じており、あまり好きではなかった。今までの会社はそのような二択が前提の世界が当たり前だったと思う。
でもKUNOは違った。
KUNOのスタイル
KUNOのスタイルとしては、どちらか一方を諦めるという選択肢は持ち合わせていない。(原則的に実現できないものはそもそも選択肢にすら上がってこないのでここでは置いておく。)
その根幹になる考え方が、HAPPY - HAPPY だ。
HAPPY-HAPPY が私たち社員のモットーである。
この考え方はお客様とKUNOが仕事を通して、win-win を超えた関係になるという意味もあるが、その先があり、個人とKUNOとの関わり方であったり、個人の仕事と遊びのバランスにも共通することがある。
HAPPY-HAPPY
HAPPY - HAPPY は、ワークライフインテグレーションの根底になる考え方だと思う。
ここでは私の場合を例にして紹介する。
木下博貴の場合
私は東京で暮らすことが嫌になった。排気ガスや満員電車、やけに高い家賃と謎の更新料というぼったくりシステム。こんなに人から刺激を餌に搾取する街では、穏やかに住むことが難しいだろうとかなり尖った考え方を持っていた。そんな時に弊社がフルリモートワークでの仕事を推進する機運がやってきたこともあり、東京脱出を真剣に考え始めた。
でも基本的に東京から離れて地方移住をする場合、従来のライフワークバランスの考え方であれば、地方移住には仕事を優先するなら生活を諦める・生活を優先するなら仕事を諦める という暗黙の世界があり、理想の生活を送るためには、やりたい仕事があっても諦めて、給料が下がってでも行きたい地域の仕事につかなければならない というハードルがあった。
でもKUNOでは「理想の生活を送るためには、やりたい仕事があっても諦めて、給料が下がってでも行きたい地域の仕事につかなければならない。」という考え方ではなく、どっちも最優先ならば、どちらかを諦める理由はない。何かを諦めてHAPPYになれない選択は、KUNOとしてあり得ないという思いが根底にあある。
木下博貴とKUNOのHAPPY-HAPPY
私の望む理想の形は、「東京から脱出する」・「仕事はやめたくない」・「理想に近い地方へ移住したい」だった。これを叶えるためにKUNOと話し合った結果、KUNO側の理想の形も見えてくる。
その結果、自分の理想だけを押し付けるのは、HAPPY-HAPPYの形にならないため、私の地方移住が何かの形でKUNOのHAPPYに繋げることはできないかを次に考えた。
この段階で、私の私生活と仕事は良い意味で混同する事になる。ここが私のHAPPY-HAPPYの入口であり、ワークライフインテグレーションに着手した瞬間でもあった。
参考: https://note.com/babo_chan/n/ne676c2cb761a
ワークライフインテグレーションの形
ワークライフインテグレーションにはたくさんの形がある。例として木下博貴のケースをあげたが、あれは1つのパターンでしかない。
昨今のテーマになることが多い、育児に関わる話もそうだ。
子供を産みたいので仕事を諦める ・仕事をしたいから、子供を諦めるではなく、KUNOではどちらも最優先ならばどちらかを諦める理由はないという感じだ。
この理想を真剣に追いかけて一緒に作る・これを続けられるためにメンバーは会社を守る のが、Happy - Happy であり、 うちのワークライフインテグレーションという感覚である。
すなわち、仕事とプライベートの両方を天秤にかける従来の生き方をやめた組織であることがKUNOの価値だ。これこそがワークライフインテグレーションを実践している企業と言えるだろう。
KUNOだからこそのワークライフインテグレーション
KUNOは昔からHAPPY-HAPPYが根っこの思想だ。
だからこそ今ワークライフインテグレーションとして新しいライフスタイルを顕現させることができている。このライフスタイルは、従業員一人一人の数だけ存在し、その分KUNOも新しい生き方を尊重するために強い組織になる。
このような循環を生むのもワークライフインテグレーションの面白いところだ。
人生を形作る要素は仕事だけではない。ありとあらゆる方向にHAPPYはあり、その先にもHAPPYを見出せる。この連続こそがワークライフインテグレーションであり、次の時代のスタンダードになるだろう。
仕事を真剣にやる会社であるならば、遊びも真剣に。
これがKUNOである。