「市議会答弁書作成アプリ」のデモが市議会で紹介されます!
【AIアプリ「市議会答弁書作成アプリ」のデモが市議会で紹介されます】
「市議会答弁書作成アプリ」は、青森市議会の答弁書作成を補助するAIツールです。これは、職員が手作業で行っていた資料の検索や要約、答弁の下書き作成を効率化し、行政の業務負担を軽減することを目的としています。
このアプリの仕組みは、市の公的資料をAIに読み込ませ、そのデータをもとに答弁書の草案を自動生成するというものです。従来の答弁書作成では、担当職員が大量の議事録や政策資料を手作業で精査し、それに基づいて文章を作成していました。
しかし、このアプリを活用すれば、職員は質問内容を入力するだけで、AIが関連する資料を参照し、適切な答弁の草案を作成してくれます。アプリには、地方自治法、過去の定例会記録、各常任委員会の資料、予算・決算データなど、重要な公的情報が事前に登録されています。そのため、議員の質問に対して、根拠のあるデータをもとにした答弁を瞬時に生成することができます。
また、AIが作成する答弁書は、単なる文章の自動生成ではなく、議員の質問の意図に沿った適切な回答を作るよう調整されています。さらに、職員の裁量を残す設計となっている点がポイントです。AIが一方的に答弁を作成するのではなく、行政の方針や担当者の意図を反映させることができます。例えば、教育委員会の答弁を作成する際、「部活動の地域移行」を積極的に推進するか、課題を指摘するかといった方針も、職員の簡単な指示で調整できます。
また、その都度、参照するPDFファイルをアップロードしたり、一度生成された答弁書を部分的に修正することなども可能となっています。
今回、2/28(金)午後2時からの青森市議会一般質問において(ネット中継あり)木村淳司議員はこのアプリを活用して作成した答弁書を提示する予定です。これにより、市議会のデジタル化や業務効率化の可能性を示し、行政の未来に向けた新たな議論を促進していきます。
答弁書作成アプリデモ
https://www.youtube.com/watch?v=DJljRCS5rUs
青森市議会ネット中継⇩
https://aomori-city.stream.jfit.co.jp/
木村淳司議員のYoutubeチャンネル⇩
https://www.youtube.com/watch?v=c4P9T2ssA58