「英語ができれば、グローバル案件に行けると思っていた。」——ロンドン研修で見えた、“日本ITの次の課題”
“海外案件”は、技術力だけでは突破できない
AONTechでは、単なるシステム開発ではなく、
「業務」「IT」「運用」「グローバル構造」を繋ぐ視点を大切にしています。
https://aontechblog.blogspot.com/2026/05/8.html
今回お話しするのは、入社8年目で挑んだロンドンでのシステム研修の話です。
当時の私は、既に複数のシステム開発を経験していました。
しかも単なる開発担当ではなく、マネジメント側としてプロジェクト全体を見る立場にもなっていた。
「システムはこう作るものだ」
そんな感覚も、少しずつ持ち始めていた時期でした。
だからこそ、ロンドン研修も“確認作業”の延長線上だと思っていました。
しかし、現地で見たものは、想像以上に大きな価値観の違いでした。
ロンドンで感じた、“設計思想”の違い
現地で最初に驚いたのは、技術ではありません。
“資料の作り方”でした。
英語自体は読める。
技術用語も理解できる。
でも、日本で見てきたシステム資料と、空気感がまるで違う。
日本の資料は、「開発した人」が説明している印象が強い。
一方、海外の資料は違いました。
完全に“製品”として整理されている。
つまり、
「誰が作ったか」
ではなく、
「誰でも運用できるか」
を前提にしている。
この思想の違いは、DXやグローバル展開を考える上で、非常に重要だと感じています。
AONTechが重視していること
AONTechでは、単純な技術力だけを評価していません。
もちろん技術は重要です。
しかし、それ以上に重視しているのは、
・なぜその構造なのか
・なぜその運用設計なのか
・なぜその役割分担なのか
を考えられる力です。
システムは、コードだけで成立しません。
運用。
業務。
人。
組織。
そして文化。
それらを繋げて初めて、社会インフラとして機能します。
だからこそ私たちは、
「技術者」で終わらないエンジニアを目指しています。
“現場力”だけでは、世界で戦えない時代へ
日本のITには強みがあります。
品質。
丁寧さ。
責任感。
これは世界的に見ても非常に高いレベルです。
しかし一方で、
「このチームだから回る」
「この担当者だから維持できる」
という属人化構造も発生しやすい。
グローバル案件では、そこが大きな壁になります。
海外システムは、“誰でも運用できる構造”を前提に作られているからです。
AONTechでは、この“日本の現場力”を否定したいわけではありません。
むしろ、その強みを活かしながら、世界標準構造へ接続していきたい。
そこに、大きな可能性があると考えています。
求めているのは、“翻訳できる人”
私たちが一緒に働きたいのは、単なるプログラマーではありません。
技術と業務を繋げられる人。
現場と経営を繋げられる人。
日本と海外を繋げられる人。
つまり、“構造を翻訳できる人”です。
英語力だけではありません。
コード力だけでもありません。
複数の世界を理解し、整理し、前へ進める人。
そんな仲間と、次のDX時代を作っていきたいと思っています。
最後に
ロンドンへ向かう飛行機の中で見た、あの軽く見えた羽。
あれはきっと、自分の価値観が初めて世界へ飛び出した瞬間だったのだと思います。
AONTechは、
“現場経験”を、“世界標準の価値”へ変えていく挑戦を続けています。
もし共感いただけたら、ぜひ一度お話ししましょう。
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