「コードを書かないエンジニア?」——200人プロジェクトで見えた、多様な価値のつくり方
エンジニア=プログラミング、そう思っていませんか?
私たちは、その前提を少しだけ疑っています。
200人規模の金融系プロジェクトで見えたのは、“違う入口”から価値を出すエンジニアの存在でした。
https://aontechblog.blogspot.com/2026/04/200_19.html
■巨大プロジェクトのリアル
私たちが関わっていたのは、日本の金融インフラを支える企業の基幹システム刷新プロジェクト。
COBOLからJavaへの変換という、大規模かつ高難易度の取り組みでした。
200人以上が関わる中で重要だったのは、単なる開発力ではありません。
“全体を成立させる力”でした。
■構成管理という役割
私は構成管理担当として、プロジェクトに参画していました。
ソースコード、バージョン、リリースの整合性を維持する。
いわば「秩序を守る」ポジションです。
一部Javaの開発も行っていましたが、主軸はあくまで全体最適。
この役割がなければ、大規模プロジェクトは簡単に崩壊します。
■サーバ担当というもう一つの専門性
そして、もう一つ欠かせない存在がサーバ担当です。
開発者が安心してコードを書けるのは、安定した環境があってこそ。
その土台を構築し続けるのが彼らの役割でした。
ある日、こんな会話をしました。
「Java構成にも詳しいし、プログラムも得意ですよね?」
返ってきたのは、意外な答え。
「実は、プログラムできないんです」
■エンジニアの“入口”は一つじゃない
この一言は、私たちにとって大きな気づきでした。
彼は、サーバ、ミドルウェア、ネットワーク、設定ファイルを組み合わせて、環境を構築していました。
そのプロセスはまるで“デジタルのレゴ”。
コードを書くのではなく、構成を組み上げる。
でも、結果としてシステムを成立させている。
つまり、価値の出し方が違うだけなのです。
■AONTechが大切にしていること
私たちは、「何ができるか」よりも「どう価値を出すか」を重視します。
・プログラミングから入る人
・インフラから入る人
・構成管理から全体を見る人
どの入口でも構いません。
重要なのは、チームとして価値を最大化することです。
■働き方とチーム
AONTechでは、役割の壁を越えた対話を大切にしています。
開発とインフラが分断されるのではなく、
お互いの視点を理解し合うことで、より強いチームをつくる。
その結果として、
・安定したシステム
・高い生産性
・継続的な成長
を実現しています。
■こんな人と働きたい
・自分の専門を活かしながら、他領域にも興味を持てる人
・「正解が一つじゃない」ことを楽しめる人
・チームで価値を生み出すことにやりがいを感じる人
■最後に
エンジニアのキャリアに、正解はありません。
コードを書くことも、環境をつくることも、どちらも“創造”です。
あなたは、どこから価値を生み出しますか?