「何もしない1カ月」が、チーム開発を教えてくれた
開発は常に忙しい。そう思っていた新人エンジニア時代、銀行システム開発の現場で突然訪れた「待ちの時間」。
この空白の1カ月が、仕事観を大きく変えることになりました。
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開発は個人作業、でも完成はチーム戦
日立で最初に配属されたのは、銀行向けシステムの開発現場でした。
プログラムを書くのは個人ですが、システムが完成するかどうかは完全にチーム次第。
自分だけができても意味がない。新人ながら、その現実を突きつけられました。
終わったはずの開発、でも本番はまだ先
先輩に助けてもらいながら、期限内に開発とテストは完了。
構成管理担当に言われたフォルダへプログラムを格納し、証跡も整理。
「やり切った」と思ったその先に、本番まで1カ月という時間が残っていました。
新人は待つ、プロジェクトは進む
他チームの開発やお客様側の試験、最終報告会の準備。
新人の自分が関われない場所で、プロジェクトは着実に前へ進みます。
自分は追加テストを重ね、品質を確認する日々。
バグは見つからず、エビデンスだけが積み上がっていきました。
「待ち時間」が育てたチーム意識
上の人たちは全体統制で常に多忙。
一方で私たちは、勉強会や教育、有休消化を通じて次に備える時間を持ちました。
走り続けていた気持ちが少し緩み、開発には「待つ時間」も必要だと気づいたのです。
開発とは、みんなで作り、みんなで支える仕事。
この1カ月は、チーム開発の本質を体で理解した時間でした。
私ならできる!明日から踏み出す