Podcast「アワノトモキの読書の時間」 Work Teller　ep46-3「子どもの宇宙」（河合隼雄さん）／絶対的な世界と相対的な世界をつなぐる通路

今回取り上げるのは、河合隼雄さんの『子どもの宇宙』（岩波書店）。

子どもの内面には、言葉にしきれない“絶対的な世界”が広がっています。
一方で、大人は評価や比較が支配する“相対的な世界”を基準にしがちです。
そのずれが、親子の心をすれ違わせることも少なくありません。

エピソードでは、この二つの世界をつなぐ「通路」という概念に注目しました。

児童文学に登場する扉や、自然・動物との出会いが、子どもの心を癒やし、世界を往来するための媒介として大きな役割を果たすことを紹介しています。
さらに、異性への関心の芽生えや「父なるもの」との葛藤など、発達の普遍的なプロセスにも触れながら、育児や対話に生かせる示唆を探りました。

書籍情報
書名：子どもの宇宙
著者：河合 隼雄
出版社：岩波書店

■ Apple Podcast
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■ Work Teller
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