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転職活動で面接通過率8割の僕が考える"新卒向け就活の鉄則"


宮川 彰之 プロフィール - Wantedly
株式会社イデアルアーキテクツ エンジニア&ライター&採用広報 1991年生まれ。愛知県出身。 中学生の頃に【自分の生きる意味は何か】を考えた結果、 【自分が生きた証を歴史に残すこと】を生きる目標として定め、様々なことにチャレンジ。 大学は経営学部に入り、学生団体の代表として活動。 地域の商店街と連携し、特産品を使った新商品の企画・開発・販売を推進しました。 そして、自分の事業を創るために 最も実現性が高いと感じたベンチャー企業に入社。 アプリ・WEBメディアの企画や、 ECサイトの運用・バイヤー業務などの
https://www.wantedly.com/users/2592551


学生就活時代は面接とグループワークを楽しみ、
就職後は様々な事業の担当者から事業部長、採用責任者まで幅広く経験し、今はエンジニア。
そんな僕の学生時代の就職活動についてのお話です。

前半部分は思い出せる限りの就活エピソード(結構長い)、
後半部分は自分の考える就活の鉄則について書きました。

僕の経験談ベースになってしまうので、大手志向の就活生よりは、ベンチャー志向の就活生の方が参考になるかもしれません。

※本記事は個人の完全な主観なので、現在及び過去の所属企業の見解ではありません。

【大学生時代の就職活動から、結構就活を楽しんでいた話】

◆大学3年11月:就活スタート

元々愛知県の大学出身なのですが、大学3年生の夏休みに東京の会社で行われた1dayインターン(という名のGW&説明会)に参加したりして、就活ムードに心を切り替えていき、11月末くらいにはちょっと就活について調べだして、12月頭にはナゴヤドームで行われた大手ナビ主催の合同説明会に参加しました。

自分もそうだったのですが、とりあえず就活始まったから合説来てみた。といった学生が多かった印象です。

この合説で、半年くらい解約できない条件で日◯新聞を契約してしまったのは良い思い出です。
(個人的には)就活には全く関係なかったので、ほぼ読むことは無かったです。
今の学生たちは、ニュースアプリで良いと思います。
日◯を読むにしても、電子版で良いと思います。

紙は、東京へ引っ越すときに荷物の緩衝材になりました。


◆大学3年12月:最初の説明会は東京

もはや就職活動を旅行とかイベントみたいに捉えてしまっていたので、初めての個別説明会は東京でいきなりダブルヘッダーで日程を組んで、参加したりしていました。

当日は雪の降る寒い日。

今でも覚えているのが、午前中に行った会社は人材系の会社で、
100人くらいスーツを着た学生がパイプ椅子にズラーっと行儀よく座っていて、
みんなお辞儀のタイミングが一緒で、「これが東京の訓練された就活生か!」とか思っていました。

ナゴヤドーム合説のとりあえず来てみた系の名古屋の学生を思い出して、「このままではいかんぞ名古屋」とか勝手に考えていました。

対象的に、午後に行った会社は、当時まだ小さめの会社で、当日の説明会参加予定学生4人。

しかし、当日雪が降ったため、東北から参加予定だった2人が欠席になり、

当日の参加学生、2人!

僕と、おとなしめの女の子が1人に対して、

説明会を行ってくれる社員さん、2人!

とても親身に説明してくださる、マンツーマン説明会でした。


その後、地元名古屋での数々の選考や、東京だけでなく、大阪や京都での選考にも参加していきました。

大学3年時の就活を始めたばかりの12月〜1月頃の僕にとっての選考先企業を選ぶ基準

・選考内容が面白そう

・人事の方が美人or面白そう

といった基準でした。
我ながら、不純だったなー、就活楽しんでたなーと思います。

様々な選考先で、友達もできました。

京都のイケイケベンチャーのストーリー形式の選考を受けたときに、現地大学の一人暮らししている学生と仲良くなって、選考後に飲みに行って、そのまま家に泊めてもらったり、


大阪で人材紹介系ベンチャーの選考を受けたときにグループワークで仲良くなったメンバーとLINE交換したり、


名古屋で採用支援系ベンチャーを受けたときに仲良くなった学生と、その後、名古屋の就活生の情報交換LINEグループを作ってみたり、

麻雀採用で麻雀やったり、グループワークの一貫でリバーシやったり、

そんな感じで本当に僕の就職活動は楽しかったです。

本当に就活を楽しんでいたと思います。


◆大学3年2月:就活再スタート

2月の頭には、それまでに受けていた会社、いわゆる持ち駒は、

全て落ちてしましました。

しかし、ここからが僕にとっての就活の再スタートでした。

当時、選考内容が面白そうとか美人事とかの理由で企業を選んでいた僕は、結果としてベンチャー企業ばかりを受けていました。

そのため、大手ナビを使った就活とは別ルートでの就活も水面下で行っていました。

具体的なサービス名を出してしまうと、僕が参加していたのは、

・バリ活

・逆求人

というサービスです。
(※サービス名出しとリンクについてNGの場合はご連絡ください)

この2つのサービスの共通の特徴として、

企業の人事さんに対して、かなり濃密なアプローチができる

という点があります。

ちょうど、2月に逆求人のイベントである「名古屋逆求人フェスティバル」というイベントがあって、それに出るためには、既に内定者である先輩方との選考会・面談をクリアしたり、企業の方に自分をプレゼンするための準備を綿密にしたりしないといけないんです。

2月の頭に持ち駒を失っていた僕にとっては、ここからが本当に新しい就活でした。

先輩との面談をクリアした僕は、イベントの日に備えて自分についてのプレゼン内容を作り込んでいったのです。

そして始まったイベント

会場には約40名の学生

学生それぞれがブースを構えて、企業の方々がそれぞれの学生の元を訪れ、学生は自分をプレゼンする。(5〜10分)
そして企業側からのフィードバック&企業説明&フリートーク(約20分)

これを、6回やるわけです。

しかも、合間の休憩は10分

その10分の間に面談企業の評価&コメントのアンケートも書かないといけない。

学生だけじゃなくて、企業の方々も同様に面談学生の評価&コメントを書いていたので、双方かなりハードなイベントだったと思います。

ただ、このイベントで、

限られた時間内に自分のことを要約してプレゼンする

というスキルが、飛躍的に身につきました。

更に、このイベントで企業から高評価を受けた上位20名は、1〜2週間後に東京で行われる

西日本選抜逆求人

という上位イベントに呼ばれるのです。

西日本選抜では、名古屋逆求人で6回だったプレゼン回数が、

なんと9回

最大9社の人事の方や事業部長、社長に対して、数分間のインターバルの中、

ひたすら自分のプレゼン&フィードバック

を繰り返しました。

イベント後、ありがたいことにいくつかの企業から高評価を受け、「ぜひうちを受けてくれ」というお声がけも頂いたりしました。


◆大学3年3月:電撃内定

そして逆求人の後、今度は2月と3月に

バリ活

というイベントに参加しました。

当時、バリ活はまだ立ち上げ初年度のサービスだったので、いわば「バリ活ベータ版」といった感じでした。

こちらは、会場内で学生がいくつかのグループに分かれてテーブルに座っているところに、企業の方が順番に周っていき、会社説明や相互に様々な質問・フリートークなどをしていくスタイルでした。

その後、企業の方から学生が個別に指名を受けて呼ばれ、その日のうちに個人面談です。
(※今はまたやり方が変わっているかもしれません)

学生たちは企業の方の目に止めてもらうため、クリティカルな質問だったり、自己アピールを織り交ぜた質問を投げたりするわけです。
いわば、フリースタイル集団面接みたいな感じでした。
(※今はまたやり方が変わっているかもしれません)

今でも覚えているのですが、この時、3月9日のバリ活で出会ったのが、

僕が後に就職した企業です。

来ていたのはその企業のNo.2の方だったのですが、初対面時からかなり意気投合して、Facebookで連絡を取り合い、

3月14日に東京で一緒にご飯を食べ、

その日のうちに内定を貰いました。

出会い3/9→内定3/14【出会って5日で電撃内定】

お互いのフィーリングがマッチしたわけですね。


◆大学4年5月:就活終了

内定後にも、そのとき選考中だった一部の企業の選考は続けていたのですが、

意識が内定先の企業に向いていたり、なんとなくフィーリングが合わなかったりして、全て辞退や落選という形で終えていました。

一般的には、これからがむしろ就活本番のシーズンに入っていたのですが、ある日、新しく説明会に参加しようとしていた朝、リクルートスーツで外に出ると、その日はかなり暑い日でした。

そこでふと、「あ、就活やめよう」って思い、

その日、僕は就活をやめました。

結局、内定先企業に心が決まってしまっていたのです。


【転職活動で面接通過率8割の僕が考える新卒就活の鉄則】

お待たせしました。ここからが本題です。

ここまでの長文エピソードを呼んでくださった方は、

「で、結局何が大事なの?」

とお考えのことでしょう。

僕の考える就活の鉄則は、

1. 自分のことを全て伝えきる

2. 後は相性とタイミング

以上です。


きっと世の中には、まだ出会ってないけど本当に自分に合う企業がいくつもあることでしょう。

でも、

出会えなければ意味が無いわけです。

実は自分にすごく合う企業があっても、その存在を知らなかったり、選考を受けるタイミングが合わなかったり、その企業が人材の募集を締め切っていたりすれば、それは文字通り、

縁がなかった。

ということだと思うんです。

逆に考えれば、自分が就活中に出会える会社の中から最良のマッチングをしなければならないのです。

例え、自分がとても良い企業だと思っていても、企業側からは良い人材だと思われない場合もありますし、逆もまた然りです。

しっかりと相互理解した上で就職をしなければ、結局、就職しても不本意な結末を迎えることになってしまいます。

いわゆる就活対策として、自分を偽った就職活動や、企業に合わせた人格を繕って内定・就職した一部の友人たちの中には、就職してから「合わない」と言った不満の声を聞くことも多いです。
(中には、「入ってしまえばこっちのもん」と上手くやっている人もいます)

「出会いのタイミングって重要だよね」

ってことです。


しかし出会ったタイミングで自分のことを知ってもらえないと、いかに自分に合っている企業だとしても、企業側にそれを理解してもらえません。

そこで、自分のことを全て伝えきることが必要になってきます。

僕の場合は、逆求人で自分のことを何度もプレゼン&見直しする機会があって、
当時はプレゼン内容を頭の中で完全に覚えていました。

いわゆる丸暗記ではなく、伝えるべき自分のことを、順序立ててイメージできている状態です。

自分のやりたいこと。
なぜそれをやりたいのか。
そのために何をやってきたか。
何のために就職するのか。

言葉にすればきりがありませんが、自分についてしっかり理解し、他人に伝えられる状態になっておくことで、

いざ、急にすごく合う企業が現れたとき

自分のことをちゃんと伝えられる

のです。

ちゃんと伝えた結果、落選してしまうこともあるでしょう。
そういう企業には、結局入社できたとしても、自分には合わなかったはずです。

どこかの偉い人が、

私にとってのリスクとは、チャンスのときに何もできないことだ。

みたいなニュアンスのことを言っていました。

自分に合う企業と出会うときのために、できるだけ早めに、自分のことくらいは全部伝えられるようになっておきましょう。


・・・え?

それって自己分析ってやつ?

自己分析のやり方よくわかんないんだけど!

そんな方、結構いると思います。

自分について知ることが自己分析なのですが、なぜか自分ひとりで自己分析をやろうとする人が多いです。

人と一緒にやりましょう。

結局、他の人に聞いてもらって、
「なんでそう考えるの?」「どうしてそう思ったの?」と対話形式で深掘りしていかないと、なかなか自己分析は進めづらいです。

ひとりでちゃんと自己分析できちゃう人は、優秀な人(冷静な人?)なんだと思います。

もし、友人に頼める人がいなかったり、知り合いは恥ずかしいという方がいたら、
僕につながりリクエストを送ってくれたら、メッセージでやり取り後に自己分析のお手伝いができるかもしれません。

宮川 彰之 プロフィール - Wantedly
株式会社イデアルアーキテクツ エンジニア&ライター&採用広報 1991年生まれ。愛知県出身。 中学生の頃に【自分の生きる意味は何か】を考えた結果、 【自分が生きた証を歴史に残すこと】を生きる目標として定め、様々なことにチャレンジ。 大学は経営学部に入り、学生団体の代表として活動。 地域の商店街と連携し、特産品を使った新商品の企画・開発・販売を推進しました。 そして、自分の事業を創るために 最も実現性が高いと感じたベンチャー企業に入社。 アプリ・WEBメディアの企画や、 ECサイトの運用・バイヤー業務などの
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長くなっちゃったので、僕が今どんな仕事をしているのかや、過去にどんな仕事をしていたのか
転職活動で面接無双した話については、直接お会いした方にお話させていただきます。

転職活動での面接無双については、ほぼ自慢話みたいになります。


以上、「転職活動で面接通過率8割の僕が考える"新卒向け就活の鉄則"」でした。

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