日給、時給だけど出勤日数、出勤時間が登録されていないデータをチェック
社労士事務所にとって、月変のチェックは大事な業務の1つです。その月変のチェックで、時給や日給で月変チェックがしづらいなーと思ったことはありませんか?
なぜ時給や日給者は月変チェックがしづらいのか
月給者の場合、基本給は定額で、固定要素の変動チェックは容易ですが、時給や日給の場合、基本給が変動します。つまり、時給や日給者は、基本給単価を確認しなければ、月変チェックが行えません。基本給単価を調べる際、基本給単価が記載されている資料でチェックすれば問題ないのですが、以下のようなケースがよくあります。
○さんは、時給者か・・・基本給単価を確認しよう!
んっ、待てよ、
この賃金台帳、出勤時間の記載がない・・・
給与計算資料の支給控除一覧表や賃金台帳で、基本給単価がしっかり記載されているケースは稀です。社労士業務にとって、基本給単価がしっかり記載されているか否かは給与ソフトをの良し悪しを判断する1つの基準だと思います。
月変チェックをしっかり行うにあたり、もし給与帳票に出勤日数や出勤時間が記載されていなければ、顧問先に
出勤日数、出勤時間を表示して給与計算を行いましょう。
を伝えましょう!
月変チェックがしやすい環境が整っていれば、
全事業所の月変チェックがしやすくなり、また、年間平均の月変チェックも行いやすくなります。
業務の効率化は、正確なデータ登録から始まります。