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画家として作品を作る中で、展示、広報、Web、SNS、リサーチまで自分で行うようになりました。そこから生成AIへ。別々に見えていた仕事が、実は「観察し、構造を見つけ、伝わる形に変える」という一つの力だった話です。
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私は、もともと画家として活動してきました。
ただ、作品を作っていれば活動が成立するわけではありません。
展示を企画し、作品を言葉にし、ポートフォリオを作り、Webサイトを運営し、SNSで発信する。必要ならプレスリリースを書き、作品が誰にどう届くのかを考え、販売までの導線を整える。
気づけば私は、絵を描く時間と同じくらい、
「情報を集め、整理し、伝わる形へ変えること」を続けていました。
「作る」の周りには、思っていた以上に仕事がある
アーティストとして活動する中で、個展や展示の企画、広報、Webサイト、SNS、作品販売まで、自分で考えて動かしてきました。
病院や医療施設で作品を展示するホスピタルアートにも取り組み、PR TIMESを使った情報発信も経験しました。
こうした活動を続けていると、作品そのものとは別に、
「誰に届けるのか」
「何を入口にすれば伝わるのか」
「情報をどの順番で見せるのか」
「他と何が違うのか」
を考える時間がどんどん増えていきます。
私はそこで、単に文章を書くことよりも、散らばった情報の中から意味のある構造を見つけることが好きなのだと気づきました。
リサーチの仕事で見つけた、もう一つの得意分野
現在はフリーランスとして、日本語Webリサーチ、市場調査、競合調査、VOC分析、情報構造化、ライティング、編集などにも取り組んでいます。
複数の公開情報を集めて比較し、何が重要なのかを整理する。
大量の情報をそのまま並べるのではなく、
「この情報から何が言えるのか」
「意思決定する人には何が必要なのか」
まで考えて、使える形にする。
この仕事を始めてから、アート活動でずっとやってきたことと、リサーチの仕事は意外なほど似ていると感じるようになりました。
どちらも、目の前にあるものをそのまま受け取るのではなく、観察して、関係を見つけて、構成し直す仕事だからです。
そして生成AIが入ってきた
生成AIを使い始めてから、この二つの領域がさらに近づきました。
今は文章生成だけでなく、リサーチ支援、情報整理、構成案の比較、出力品質の評価、SNSや用途ごとの文章変換、業務フローの設計などにもAIを使っています。
さらに、自分の制作や発信で実際に困っていることを題材に、小規模なツールやアプリの企画・試作も行うようになりました。
ここで私が面白いと感じているのは、
「AIに何をさせるか」より、「どこをAIに任せ、どこを人間が判断するか」を設計することです。
AIは大量の情報を扱えます。
でも、何を重要だと考えるのか。
どの情報を採用するのか。
何を相手に届けるべきなのか。
最後の判断まで全部渡してしまうと、便利でも、仕事としては弱くなることがあります。
だから私は、AIを人間の代わりにするよりも、人間が考えるための材料を早く、広く、扱いやすくする相棒として使うことに関心があります。
アートから別の世界へ移ったわけではない
画家からリサーチへ。
リサーチからAIへ。
経歴だけを見ると、別々の分野へ移動しているように見えるかもしれません。
でも自分の中では、あまり分かれていません。
作品を作る時も、情報を調べる時も、文章を編集する時も、AIを使って仕組みを考える時も、やっていることの中心にはいつも、
観察すること。
構造を見つけること。
伝わる形に変えること。
があります。
現在は、編集、コンテンツ企画、PR、リサーチ、生成AI活用など、それぞれを単独の仕事としてではなく、情報とアイデアを整理し、価値として届けるまでをつなぐ仕事に関わりたいと考えています。
まだ名前の決まっていない役割でも構いません。
「材料はある。でも整理されていない」
「伝えたいことはある。でも言葉になっていない」
「AIを使いたい。でも、どこに使えばいいのか分からない」
そんな状態から、一緒に構造を見つけて形にしていく仕事なら、かなり面白く取り組めると思っています。