製作中のエレキギター
現在、自作のエレキギター製作に取り組んでいます。この製作では、木材科学や楽器に関する知識、そしてこれまで学んできた材料研究を実際の形として表現することを目標としています。 ネック材には、圧縮加工を施した能登ヒバ(Noto Hiba)を使用しています。圧縮木材は通常の木材よりも高い剛性や安定性が期待できるため、軽量化と強度向上の両立を目指しています。また、木材の振動特性や音響性能への影響についても強い関心を持ちながら製作を進めています。 ボディ材には栴檀を使用しています。栴檀特有の木目や質感に魅力を感じたことに加え、木材ごとの音響特性の違いにも興味があり、実際に楽器としてどのような音の個性が現れるかを探求しています。 私は単に楽器を製作するだけではなく、「木材研究」と「音楽」を結びつけ、新しい可能性を見つけたいと考えています。このギター製作を通じて、材料特性、構造設計、音響、演奏性など、多角的な視点から楽器について学び続けています。