(写真は海外研修でタイのコムローイ祭りに連れて行ってもらった時のです)
ちょっと前にワーキングホリデーって流行りましたよね。
働くのか休んでるのかどっちやねんて謎ですけど。その謎に飛びつこうとしてた時期がありました。
とにかく海外に行きたくて、現状から抜け出したくて、自分を変えたくて必死でした。
その頃夜職と美容師と映画関係の仕事で掛け持ちしてお金を稼がなきゃって思ってて、どうにかしなきゃ行けない環境に行けば頑張るはずだ、だから英語も話せないけど早く行かなきゃって。
でも一応「中学3年間の英語がよくわかる」って参考書は3周しました。典型的勉強です。喋れなきゃ意味ないのにリーディングとライティングばっかりやるやつです。
エルサって英会話アプリも課金して一時期やってました。結構本気だったんです。自分の中では。
なんで行き当たりばったりで行かなかったのか。食物アレルギーがあるからです。
今飲んでる数百円〜数千円の薬も何千円何万円となってきて、間違って卵食べて救急車に運ばれたら数百万〜数千万になります。破産です。
せめてDoes this contain egg?(これ卵入ってる?)とかI am allergic to eggs.(私は卵アレルギーです)ぐらいは言えないと命の危機です。ちなみにいまだに話せはしません。
これが言えたとて、日本ほど信用ができるとは限りません。アジア人差別でわざと入れられるかもしれないし、適当にされたり、調理器具洗わずに使いまわされるかもしれない。怖すぎ。
と言うことを考えたらなかなか踏み切れませんでした。気持ちはもうオーストラリアに居たのに。
結構冒険家というか思い立ったら行動したいのに、自分の足枷が多くてうまく行かないことが多々ありました。
なんで私、こんな不便なんやろって思ってました。思ってもアレルギー治らないので思うのやめにして、就労ビザで行けるとこ探しました。
私は美容師免許しか戦えるものがなかったので日系美容室を探しました。日本人オーナーのオーストラリア美容室。
ちなみになんでオーストラリアにこだわってたかっていうと、
新日国で賢い国がいいな→コロナ禍でメディアに出てきたいいなと思った政策出してる国(台湾、ニュージーランド、オーストラリア)にしよう→台湾好きだけど当時香港デモがあって危なかった→ニュージーかオーストラリアか→ニュージーは人より羊の方が多いらしい(動物アレルギー)→じゃあオーストラリアだ!
みたいな流れです。
自然と都会の共存って感じでいいなと思ったのも理由です。
シドニー、ゴールドコースト、アデレード、メルボルン、いろんなところの日系美容室のHP探してメール送りました。英語は話せないけど。就労ビザでどうか、無理ならワーホリでもって。
一件もまともな返事は来ませんでした。
全部コロナで潰れたんか?って思いましたがやってました。国際電話するか迷ったけど電話代いくらになるのか怖すぎてやめました。かけてたら変わったかも。
ワーホリって1年あったら半年に一回雇用主変えないといけないそうで、美容室で半年雇用なんて舐めてるレベルなんです。
で、肝心の就労ビザ。これに関しては一件だけアデレードの日系美容室のオーナーから返事があったんです。
就労ビザって簡単にいうと、雇用主が先に私に年俸を払わないといけない。それが約700万ほど。
ということは私が1000万ぐらい売り上げを上げないとお店は元を取れません。
ひと月に90万ぐらいの売り上げ。上げたことありませんでしたよ、そんな売り上げ。無理です、とやっと根を上げました。
オーストラリアのサービス業厳しいんですよね、とその方も言ってましたが現実そんなもんです。私は甘かった。
従業員にもなれず、フリーランスでもうまく行かず、体調も人より敏感で、海外に行く手立てもない。八方塞がりな中、うちのオーナーの美樹さんと話す機会が訪れました。
ニューヨークに3年も居た人ならわかってくれるだろうと前途の話をしました。わかるわかるって頷いてくれて、やっぱむずいんだな、3年ちゃんと海外にいた、いわば私の先輩に当たる人が言うなら間違い無いって。
その時、
でも、どうせ海外行くなら働きたくないですよね?
って言われて。
あ、確かに。
働きたくね〜〜〜!!!!!wwwwww(声を大に)
働きに行きたいんじゃ無い、海外って環境に身を置きたいだけで、そのための手段がワーホリとかだったのに、気づいたら働くのが目的になってしまってた。
望んでいいならずーっと通訳さんつけて、アレルギー対応の店でお金に糸目つけずに食べ歩きとかしたいし、ホテルのいいとこのご飯とか食べたいし、アトピーにもいいエステとかも行きたい。
ハイブランド行きたいし、海外ガールみたいなオールドマネーな格好して出歩きたい。
朝5時からジムとか行って野菜と果物の多い朝食食べて、朝日浴びながら出勤して、そこそこで仕事して帰る、もしくは趣味の1日にして、夜は美味しいお酒の飲めるバルとか行って、帰って高級化粧品でケアして寝たい。
休日は海とか綺麗な山の見えるホテル泊まりたいし、別荘も建てたいし、現地の祭りとか人とも関わりたい。
映画も作りたいし、気まぐれに美容師して、陶芸も、絵も描いて、小説も書いて。
私はただ、自分にとって豊かな生活がしたかったんだったなぁと、思い出しました。
こうやって気づいたら手段と目的が逆転してしまうことってよくあると思うんです。
自由な生活にしようと思ってフリーランスしたら生活のために働いてたり、好きなことして生きていこうと思ってたのにそこまでの嫌いなことやらないといけなかったり、色々理由はあると思います。
でもどうせなら、やること全て意味のある、豊かなものであって欲しいじゃ無いですか。
無意味なことでもいいです。自分が満足して満たされることをしたかった。
無理のない、制限のない、楽しく、自由のために生きれる手段を、私は今ここで得ている。
欲しい目的のために。
p.s.
次回は私が今何してるのか書きます。