現場の疲弊
医療現場が疲弊していく理由は、人手不足だけではないと感じています。
現場に入る中で特に感じるのは、“昔の診療報酬に合わせた業務フロー”が、そのまま残り続けていることです。
以前は成立していた運用でも、
・診療報酬改定
・業務拡大
・タスクシフト
・医療安全強化
などによって、求められる役割は大きく変化しています。
それにも関わらず、
「昔からこうやっているから」
「前任者から引き継いだから」
という形で業務が積み重なり、現場だけがどんどん忙しくなっているケースは少なくありません。
さらに、“多職種連携が機能していない”ことも大きな要因だと思います。
例えば、
・誰が最終確認するのか曖昧
・情報共有のルールが統一されていない
・相談先が属人的
・職種間で業務の目的がズレている
こうした状態では、確認作業や二重対応が増え、結果的に全員が疲弊していきます。
現場改善というと、新しいシステム導入や人員増加に目が向きがちですが、まずは
「今の業務が、現在の医療制度や現場状況に合っているのか」
を見直すことが重要だと感じています。