SNS実験 02: キレイに比べても意味がなかった—— プラットフォーム比較とやり方の見直し
前回の実験のつづきとして、実際の数字を見ながら、やり方と考え方を少し調整してみました。
やってみて、予想どおりの部分もあれば、予想はずれのこともあってワクワクしました。
まずは、前回に立てた仮説の確認から書いていきます。
目次
01 「投稿の反応は24時間以内に決まる」という仮説について
02 Threadsでの「同じ内容 × 言語違い」の実験
03 やり方そのものについての見直し
04 これからの進め方と、小さな手応え
01 「投稿の反応は24時間以内に決まる」という仮説について
前回は「投稿の反応は24時間以内に決まるのではないか」という仮説に疑問を持ちました。
実際に観測してみると、
・24時間以内に大部分のインプレッションが出る
・48時間くらいで数値はほぼ止まる
・72時間以降はほとんど変化がない
という流れが見えました。
以下、24時間後、48時間後、72時間後の閲覧状況を添えます。
※左からは、X(Twitter)、Instagram、Threads日本語、Threads中国語簡体、Rednote(小紅書)
Instagram、Threads、小紅書ではほぼ同じ横ばいで、
Xだけは当日に別の投稿をした影響か、少しだけインプレッションが増えました。
この結果から、とりあえず今は
・48時間をひとつの判断ポイントにする
・72時間以降はあまり追わない
という形で運用してみようと考えています。
02 Threadsでの「同じ内容 × 言語違い」の実験
同じ内容を言語だけ変えて投稿する、ということも試してみました。
結果はかなりはっきりしていて、
ほぼすべての投稿でインプレッションが伸びませんでした。
最初は少し感覚的に、
なるほど、一途さはSNS運用ではあまり報われないのかもしれない、と思ってしまいました。
……が、さすがにそれは雑すぎるので、ちゃんと分解してみると:
・内容がほぼ同じで、新しさが弱かった
・最初の反応が少なくて、動きが止まった可能性
・アカウント自体の重みがまだ足りない
・投稿のタイミングや間隔の問題
など。
現時点でははっきり言い切れないけど、
差分が小さい投稿は広がりにくいという傾向はありそうだと思いました。
03 やり方そのものについての見直し
今回一番大きかったのはここかもしれません。
最初は「変数をできるだけ揃えて比較する」というやり方を取っていたけど、
SNSの中ではあまり噛み合わなかったです。
特にアカウント初期だと、
・手間のわりに結果が出にくい
・むしろ伸びない状態が続くことでアカウントへのイメージが弱くなる
という感覚的結論に至りました。
少し整理してみると、
・SNSは「きれいな検証」よりも「その場への合い方」を優先している
・自分の実験は「比較すること」が目的なので、そこが少しズレていた
と思います。
なのでここで一度、方向を変えることにしました。
04 これからの進め方と、小さな手応え
今までのやり方を見直し、これからは
・比較の検証は必要なとき(ベースラインの確認をするとき)だけやる
・基本は「そのプラットフォームに合う形」を優先する
・機能ごとの違いも少しずつ触ってみる
という形にして試してみたいと思います。
その流れで、比較の検証データを観察すると同時に、Instagramのリール動画を少し試してみました。
同じアカウント・近いコンテンツでも、
静止画投稿と比べてインプレッションに桁違いの差が確認されました。
正直、ちょっと驚きました。
まだ一回の結果ですが、
フォーマット自体がパフォーマンスに大きく影響している可能性があると考えられます。
この辺は次にもう少し分解して、
「なぜInstagramのリール動画が伸びたのか」を考えて整理していく予定です。