正解のない仕事を「型」に落とし込む試み
この考え方は「正解のない仕事がうまくいかない理由がわからない」状態を抜け出すための整理です。
本考察は、特定の企業や制度を否定するものではなく、現場で起こりがちな構造的課題を整理したものです。
目次
この考え方の対象
使われる場面
問題意識
構造の整理
私なりの整理・実践案
この考え方を使うことで楽になること
この考え方の対象
正解のない仕事の進め方がわからず困っている方。
「自分で考えて動きなさい」と言われて詰まった経験のある若手の方
正解のない仕事の進め方をどう教えるか悩んでいる管理職/人事担当の方
使われる場面
仕事のゴールや進め方が曖昧なまま依頼されたとき
上司に「もっと主体的に考えて」と言われたが、何をすればいいかわからないとき
自分なりに仕事を進めてみたけれど、手戻りが頻発してしまうとき
正解のない仕事を部下や後輩にトレーニングするとき
問題意識
トラブル対応から企画職、仕組みを作るような仕事まで、いわゆる正解のない仕事はどのように進めるかがあまり言語化されていない。私は仕組みを一から作る仕事について、どのように進めれば良いかわからず、なかなか仕事を進めることができなかった。過去の職場を見ても肌感覚でできるようになる人と、どうすれば良いかわからずに躓いてしまう人と両極端であった。
構造の整理
肌感覚でできる人にとっては、それが当たり前の事なので、うまく人にやり方を伝えることができない、もしくは経験で身につけるしかないという教え方になってしまう。結果できる人と躓く人との乖離がどんどん大きくなってしまう。
私なりの整理・実践案
- 仕事の依頼者に「仕事の完成形のイメージ」をヒアリングしてイメージのすり合わせを行う。
- 出戻りの回数を減らせるようによくヒアリングを行う。5W1Hを埋めるように詳細を聞いていく。
- すり合わせた完成形イメージと、現状とのギャップをどのように埋めていくか、現実的に取れる手段を考えて大まかなロードマップを作る。
- 考えた手段を依頼者に提案する。
- 承認を得ることができれば取り掛かる。
- 完成度60〜70%くらいで一度依頼者に見せて、方向性が合っているかどうか確認する。
- 方向性がずれていれば、再びヒアリングを行い、修正する。
- 方向性の修正は多くても3回程までに収める。(※修正回数は目安であり、案件や状況に応じて調整。)
- 「完成のイメージ」に辿り着けば完了。
この考え方を使うことで楽になること
仕事の着手スピードが上がる。
上司や依頼者との認識の食い違いを減らせるため、出戻りの回数を減らせる。
正解のない仕事に取り掛かる時の不安が減る。
正解のない仕事に対する苦手意識を減らせる。また、再現性が生まれる。