「私にもできる?」手術室看護師が副業ライターを始めるまで
Photo by National Cancer Institute on Unsplash
ずっと手術室看護師として働いてきた私が、余裕を持って生活するために副業を始めました。
これは、自分の「得意」が分からなかった私が、背中を押してもらいライターとして1歩踏み出すまでの話です。
副業の私「竹田はるな」
私にとって、副業を始めるのは「なりたい自分」に近付くことです。
こどもの頃、本当の自分よりちょっとだけかわいい自分になりきって遊ぶのが好きでした。ごっこ遊びの間だけ別の自分である「はるな」になれてうれしかったのです。
大人になった今、目指すものは変わりましたが、当時のワクワクする気持ちを持ち続けるために、副業の私「竹田はるな」は動き出しました。
ライティングという仕事に出会う
相談で背中を押してもらえた
毎日クラウドソーシングサイトで色々なお仕事を見る中、ライティングという仕事に興味を持ち始めました。私にもできるかなといった期待感と、割と文章を書くのが好きという理由からです。
ライティングが気になってきたタイミングで、ご縁をいただいて、ライティングや副業に関して相談する機会がありました。
その内容は具体的で密度が高く、感心してしまうものばかりでした。私の感動は「ライティングって面白い」に繋がりました。
雑所得65万円の目標
プロの方とお話ししたことですっかり気持ちが加速して、私はもう「ライターとして収入を得る」と決めてしまいました。折しも、年末調整。来年はここに「雑所得65万円」と入力するんだ!と心に決めました。
私に書けるものを見つける
来年の年末調整で65万円ということは、月に5万円強の収入を得る必要があります。ロードマップにしてみると、割と現実的な気がしてきました。
ここで立ち塞がった問題があります。
私、何なら得意っていえるだろう。
人より少しは詳しいことといったら、本業のことしか思い浮かびませんでした。
毎日当たり前のように行く手術室は、外から見たら割と特殊なのかもしれないと気づいたのです。
看護師、しかも手術室専従
本業の手術室看護師としての経験はそろそろ10年を迎えようとしています。
「その時」にならないと考えてもみないことですが、手術は誰の人生にも起こりえるのです。
しかし、入院したことがあっても、お見舞いに行ったことがあっても、看護師歴10年でも、手術を見たことがある人は限られます。
非日常に身を置くものとしての対応
手術は非日常的なものです。
患者さんは手術室にいるだけで大きなストレスを感じています。自分にどんな選択肢があって、どうしたいのかすら分からない状態なのです。
だからこそ、患者さんが認識していないニーズに応えられるように動くのが手術室看護師の役割だと思って働いています。
潜在的ニーズ
本業で培った「本人が認識していないニーズに応える」という意識は、ライティングにも生かせるのではないかと気付きました。
基本的なスキルを身につければ、クライアントさんからの要望を踏まえ、言語化されていない潜在的ニーズにも応えられるかもしれない。
そのための経験が、実は自分の中にあるという希望が見えました。
単純に手術のことも知ってほしい
もちろん、手術に携わるものとして、手術室のことをもっとたくさんの人に知ってほしい気持ちもあります。
もし手術のことを扱っているメディアにライターとして出会えたら僥倖です。
1歩踏み出すために必要なもの
手術室看護師としての自分も私は好きなので、仮に副業の収入が本業の倍になったとしても、本業を辞めるつもりはありません。もう少し余裕を持った働き方ができれば良いなと思っています。
余裕を生むための収入を得る手段としての副業なので、「面白い」と思ったライティングでやっていこうと決断しました。
自分だけでは「何ができる?」で、立ち止まったままだったかもしれません。誰かに背中を押してもらえたことで、私は「なりたい自分」に近づくために踏み出せました。
今、踏み出したこの1歩がどこまでも繋がっていく希望にあふれています。