終着駅のまちにたどり着いた開拓者│くらしごと
新十津川町地域おこし協力隊、1期生の高野さん。東京出身の高野さんの、仰天北海道移住生活のお話もお聞きしました。何者にも縛られず、マイペースに生きる姿をぜひ読んでみてくださいね。
https://kurashigoto.hokkaido.jp/life/20170720100000.php
はじめに:派手ではないけれど、人生は「積み上げ」で動く
セブンイレブン時代、丁寧さの蓄積
北海道へ移住、常識を変える挑戦
PC販売で3,100台、評価99.6%
メンタル改善で増えたフォロワー
SEOライターとして「根拠ある文章」をつくる
私のキャリア戦略は「誠実に積み上げる」だけ
おわりに:求めるのは「一緒に価値をつくれる関係」
私は、派手な才能やカリスマ性を持っているタイプではありません。
むしろ、控えめで、慎重で、まずは目の前のことに淡々と向き合うタイプです。
でも不思議なことに、「誠実に積み上げる」ことを続けていると、人生は時々大きく跳ねる瞬間があります。
セブンイレブンでの10年間、地域おこし協力隊で制度を作り変えた日、情報発信で支援者が増えた経験。PC事業で3,100台を積み上げた時間、そして今挑戦しているSEOライティング。
振り返ると、それらはすべて「誠実に向き合い続けた結果、生まれた波」だったように思います。
これは、私自身の「キャリアのストーリー」であると同時に、働き方の軸にもなっています。
大学生の頃から働き始めたセブンイレブン。そこから約10年間、私のキャリアの土台にはいつも「丁寧さ」がありました。
特に最後の2年間、新店舗の立ち上げメンバーとして副店長を任されたことは、人生のターニングポイントでした。
こういうことを毎日淡々と、そして丁寧に行っていました。
気づけば半年で売上は1.5倍。
でもやっていたことはシンプルで、現場にある小さな違和感を見つけて、一つずつ直しただけです。
「丁寧に積み上げると、結果は必ずついてくる。」
私が最初にその原理に気づいたのが、この頃でした。
2015年、私は地域おこし協力隊の制度を使って、北海道へ移住しました。
最初の数ヶ月は、行政管轄の物産館に閉じ込められ、会計処理と売店業務の日々。ここでは、外から来た私は「よそ者」「言われたことだけやっておけば良い」「特別なことは期待されていない」状態でした。
地域おこし協力隊の任期は3年。移住する前に「制度利用者の声」を拾っている中でも、私の他にも多くの、同じような状況にいる人たちがいるということは認識していました。
起業や独立の準備もできないまま、行政の一時的な職員として働き、任期が終わったら放り出される。それで、また地元へ帰っていく仲間たち。
「私もそのパターンになるのか?」
「何のために移住の決断をしたのか」
「制度そのものを変えられないのか?」
そこから町や役場と議論し、ついに「副業OK 」の「パートタイム会計年度任用職員」という契約の形に。これで後輩たちが独立しやすい仕組みを制度として残すことに成功しました。
「仕組みをつくり変える仕事」のやりがいを体験した瞬間です。
物産館を離れ、協力隊の本業として取り組んだのが、当時「1日1本、しかも最終列車が朝10時」という不思議な駅・新十津川駅の情報発信でした。
その当時、地元の人は誰もその駅を利用していませんでした。「うちの町に駅なんてあったっけ?」という状態。札幌から列車に乗り、この駅を使って町に降りてことを話すと、笑われたものです。
それでも、何か気になるもの、惹かれるものがあり、毎日Facebookで、降りた人の数、駅前の子どもたちの様子、ポニーが草を食べている姿を発信し続けていました。
「そのうちなくなるよ」「何の意味があるの?」地元の方からはそんな声もありましたが、発信を続けていると、少しずつ観光客が増え、100人が1両車両に乗ってくる日も出てきました。
ここでもやはり、誠実に積み上げたものが形になりました。
Facebook「思い出お~い札沼線Project」
2018年、協力隊の任期が終わり、私は個人でPC販売事業を始めます。
最初は不安しかありませんでしたが、ひたすら目の前の顧客に向き合い続けた結果、
という数字の説得力が勝手に積み上がっていきました。
そして気づいたのは、「私は、積み上げ型の人間なんだ」 ということ。
派手なジャンプはないが、積み重ねで高いところまで登っている、そんなタイプです。
私は決してメンタルが強いタイプではありません。
だからこそ「自分を整える方法」を毎日考えています。
心理学・脳科学・行動科学で学んだ記録をThreadsに投稿しはじめました。
テーマはいつも、自分の弱さから出発します。
・朝起きられない日はどう立て直す?
・不安が一気に押し寄せたときの緊急停止スイッチ
・やる気より「環境設定」の方が大事な理由
・集中しすぎて燃え尽きる癖の対処法
・HSP気質とうまく共存するコツ
・「昨日の自分を1%だけ超える」考え方
・夜に自分を責めないための習慣
そんなことを365日続けました。
すると、同じように悩んでいる人、静かに頑張っている人、HSP気質の人、
行動を変えたいけれど苦しい人…そんな人たちから反応が返ってきて、
フォロワーは気づけば4500人。
私の発信は強くない。でも弱さこそ、誰かの背中を押す力になるんだと知りました。
これからも学んだ知恵を共有していきます。
2025年10月から、私は新しい挑戦を始めました。
生成AIとSEOライティングです。
AIはアイディアツールとして使い、調査・根拠の正確性は人間の思考で担保する。
その結果、ポートフォリオ用に書いた「商店街×SEO」のnote記事は Google検索で1位を獲得しています。
現クライアントの案件でも、データ根拠を重視した記事を評価していただいています。
私には、作業の工程を分析するクセがあります。
こうして再現性を高めてきたライティングは、
「現場 × 仕組み改善 × 調査」という僕のキャリア相性が良かったのだと思います。
今までを振り返ると、すべてがつながっているように感じます。
どれも派手ではありません。でも、確実に積み上げてきました。
誠実に続けると、人生は意外と跳ねる
誠実に向き合い、正しく積み上げて、誰かの役に立つ価値を届け続けたい。
その歩み方が、私にとってのキャリア戦略です。
私が望んでいるのは、丁寧な対話を通じた長期的に信頼を積み上げてくれるクライアント様です。また、明確な評価基準を持ち、記事それ自体の価値を正確に分析・判断してくれる方々とお付き合いしたいと考えています。
SEO記事の構成から任せてもらえた方が力を発揮できます。
調査と根拠を積み上げるライティングは、説得力で成果が出ます。
もし「誠実に積み上げる文章」を求めている企業・個人の方がいれば、
ぜひ一度お声掛けください。
一緒に、良いものを作っていきましょう。宜しくお願い致します。