薬を渡すだけでは、伝えきれなかったこと
調剤薬局で薬剤師として働き始めて、11年が経ちました。
毎日、たくさんの患者さんと向き合う中で、ずっと引っかかっていたことがあります。
薬の説明をしても、「結局、この薬は何のためのものなのか」「なぜこの量を、この時間に飲むのか」を、本当の意味で理解して帰っていく患者さんは、決して多くありませんでした。
窓口での数分間の説明だけでは、伝えられることに限界がある。そう感じる場面が、何度もありました。
一方で、東北大学大学院で医学研究に携わっていた頃、論文や学会という「専門家同士の言葉」でしか語られない情報が、いかに一般の人には届いていないかも、痛感していました。
専門知識と、それを必要としている人との間には、いつも大きな距離がある。
その距離を埋める仕事がしたい。
そう思ったのが、医療ライターを始めたきっかけです。
現在は、医療・美容・健康分野を中心に、「分かりやすく、正しく」をモットりに記事を執筆しています。薬機法・景品表示法を踏まえた表現にも対応し、YMAA個人認証マークも取得しました。
薬剤師として現場で感じてきたこと、研究者として培った情報の見極め方。その両方を活かして、これからも「専門知識を、伝わる言葉に変える」仕事を続けていきたいと思っています。
これまでの執筆実績や経歴は、下記のポートフォリオにまとめています。ご興味があればぜひご覧ください。
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