🌷 パーマでお客様を笑顔に ― 技術の先にある“心のつながり”

🌷 パーマでお客様を笑顔に ― 技術の先にある“心のつながり”

美容専門学校2年　荒井利尚

先日、実習でモデルさんに初めてパーマをかけさせていただきました。
「ふんわりとした動きのあるスタイルにしたい」というリクエストをいただき、
これまで練習してきた技術を思い出しながら、一つひとつの工程を丁寧に進めました。

薬剤の塗布やロッドのテンション、放置時間など、頭の中では緊張と確認の繰り返し。
「本当にうまくかかるかな……」という不安もありましたが、
仕上げでロッドを外した瞬間、やわらかく動くカールが現れたときの感動は忘れられません。

ドライ後、鏡を見たモデルさんが
「わぁ、いい感じ！髪が軽く見えるし、嬉しいです！」
と笑顔を見せてくださった瞬間、胸の奥がじんわりと温かくなりました。

その笑顔を見て初めて、「技術は人を幸せにできるんだ」と実感しました。
同じパーマでも、かける人・髪の状態・求めるイメージが違うからこそ、
技術の正確さだけでなく、“気持ちを汲み取る力”が大切なのだと感じます。

これからも、一人ひとりに寄り添いながら、
「自分らしく輝けるヘアスタイル」を提案できる美容師を目指していきます。

💬 先生からのひとことコメント

技術の正確さと同じくらい、“お客様の気持ちを感じ取ること”を大切にできるのは素晴らしいです。
髪をデザインすることは、笑顔をデザインすることでもあります。
これからも心のこもった施術で、多くの人を笑顔にしていってください。

🎓 後輩へのメッセージ

モデル施術は緊張すると思いますが、その緊張の中にこそ成長があります。
上手くいかないことがあっても、お客様の「ありがとう」の言葉がきっと励みになるはずです。
パーマは技術だけでなく、心を込めることで初めて完成するもの。
“笑顔をつくる喜び”を、ぜひたくさん経験していってください。