✂️ カット練習で大切にしている3つのこと

美容専門学校2年　荒井利尚

日々のカット練習では、ただ「数をこなす」だけでは上達しないと感じています。
練習を重ねる中で、自分なりに大切にしているポイントを3つ紹介します。

形を整えることも大切ですが、髪は動いたときに表情を見せます。
毛先の流れやボリュームの出方をイメージして切ることで、スタイルに自然な立体感が生まれます。

部分的にきれいでも、全体のシルエットが整っていなければ完成度は下がります。
鏡越しに全体を確認したり、少し離れて見たりすることで、より正確なバランス感覚が養われます。

ハサミやコームの動きを体に覚えさせることが、上達への近道です。
最初はぎこちなくても、繰り返すうちに「自分の感覚」が少しずつ確かなものになっていきます。

カットは、奥が深くて終わりのない技術です。
毎日の練習の中で、小さな発見を積み重ねることが、自信と成長につながっていくのだと感じます。
これからもお客様一人ひとりに似合うスタイルを生み出せるよう、技術と感性を磨いていきたいと思います。

💬 先生からのひとことコメント

荒井くんは、ひとつひとつの工程を丁寧に行う姿勢が印象的です。
技術面の成長だけでなく、「なぜそう切るのか」を常に考えながら練習している点が素晴らしいです。
これからも観察力と想像力を大切に、自分のスタイルを見つけていきましょう。

🎓 後輩へのメッセージ

練習は、うまくいかない日の方が多いと思います。
でも、その“うまくいかなさ”の中にこそ、次のヒントがあります。
あせらず、一つひとつの工程を大切にしていけば、必ず手の動きや感覚が変わっていきます。
美容師としての第一歩は、「あきらめずに続けること」。一緒に頑張りましょう！

✂️ カット練習で大切にしている3つのこと

荒井利尚