（インストラクターを目指す人へのアドバイス）

ダイビングインストラクターは、海の魅力を伝える素晴らしい仕事です。
しかし同時に、「人の命を預かる」という大きな責任が伴います。ここでは、私が経験を通して感じたインストラクターを目指す人へのアドバイスをお伝えします。

海は美しい一方で、自然の力は時に予想を超えます。だからこそ、安全管理を最優先に考えることがインストラクターの使命です。
「楽しさ」だけでなく「安全」を伝える姿勢を忘れないことが信頼につながります。

インストラクター資格を取って終わりではありません。
新しい指導法や環境の変化、生徒さんの多様なニーズに対応できるよう、常に学び続けることが大切です。

水中での活動は思った以上に体力を使います。
また、時にはプレッシャーや不安を抱えた生徒さんに向き合う場面もあります。インストラクター自身が健康で、落ち着いた心を保つことが大切です。

インストラクターは「技術者」であると同時に「先生」でもあります。
相手の表情や動きから不安を感じ取ったり、わかりやすい説明を心がけたりすることが、安心感につながります。

何より大切なのは、「海が好き」という純粋な気持ちです。
この気持ちがあるからこそ、困難に直面しても乗り越える力になりますし、その想いは必ず生徒さんに伝わります。

ダイビングインストラクターは簡単な道のりではありません。
しかし、その先には「人の人生を変えるような体験を提供できる」という大きなやりがいがあります。

もしあなたがインストラクターを目指しているなら、焦らず一歩ずつ、そして「海を愛する心」を大切に歩んでいってください。
沖縄の海で、ぜひその夢をかなえてみませんか？

（インストラクターを目指す人へのアドバイス）

海沼葵衣