(ダイビングインストラクターになるまでの道のり)
(ダイビングインストラクターになるまでの道のり)
はじめまして。沖縄を拠点にスキューバーダイビングの仕事をしている、海沼葵衣(かいぬま あおい)です。
1979年クリスマス生まれ。海の美しさと感動を一人でも多くの方に届けたいという想いで、日々活動しています。
「夢に向かって精進」をモットーに、これからも挑戦を続けてまいります。
今回は、私がダイビングインストラクターになるまでの道のりを少しご紹介します。
◆ 最初の一歩は「感動体験」から
私がダイビングに出会ったのは、沖縄の海でした。
初めて潜ったときの、光あふれるサンゴ礁や魚たちとの出会い──その感動は今でも鮮明に覚えています。
「もっと潜りたい」「もっと海を知りたい」という気持ちが強くなり、すぐにライセンス取得に挑戦しました。
◆ ライセンスを重ねて技術を磨く
最初はオープンウォーター(初心者向け)から始まり、次にアドバンス、レスキューダイバー、ダイブマスターとステップを踏んでいきました。
それぞれの段階で必要とされる知識と技術があり、特にレスキューダイバーの過程では「仲間の安全を守る責任感」を強く学びました。
一歩ずつ段階をクリアするたびに、自分の視野が広がっていくのを感じました。
◆ インストラクターコースへの挑戦
いよいよインストラクターを目指すと決めたときは、大きな覚悟が必要でした。
海の知識はもちろん、教える技術、緊急時の対応力、そして「人に安心を与える力」が問われるからです。
トレーニング中は厳しい課題も多く、体力的にも精神的にも限界を感じる瞬間がありました。
それでも「海の素晴らしさを伝えたい」という気持ちが支えとなり、無事にインストラクター資格を取得することができました。
◆ インストラクターとしての喜び
今では、沖縄の海を訪れる多くの方にダイビングを体験していただいています。
初心者が初めて水中で呼吸できたときの笑顔や、「また潜りたい!」と感動を伝えてくれる瞬間は、何よりのやりがいです。
私にとってダイビングインストラクターは、ただの職業ではなく、人生そのものを豊かにしてくれる道です。
ダイビングインストラクターになるまでの道のりは決して簡単ではありません。
ですが、その先にある「人に海の感動を届けられる喜び」は、言葉では言い尽くせないほど大きなものです。
もしダイビングに興味がある方がいたら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。きっと新しい世界が待っています。