第2回 夏:冷房に頼らず涼しく過ごせる家
🌿 北海道・四季シリーズ
季節ごとに快適に暮らす家づくり
第2回 夏:冷房に頼らず涼しく過ごせる家
「夏になると、家の中が蒸し暑くて眠れないんです」
そうご相談くださったのは、札幌市にお住まいのF様ご家族。
共働きのご夫婦と、小学生のお子さん二人。夏休みには子どもたちが一日中家で過ごすことも多く、寝苦しさや日中の蒸し暑さが大きなストレスになっていました。
工夫したこと
私たちがご提案したのは、
- 通風計画(風の通り道を考えた窓の配置)
- **庇(ひさし)**をつけて直射日光を遮る
- 高断熱仕様で外気の熱を室内に入れにくくする
という設計の工夫です。
北海道ならではの爽やかな風を取り込みつつ、室内の熱こもりを防ぐことに重点を置きました。
暮らしの変化
「扇風機だけで十分に過ごせるようになったんです」
と、ご主人は驚いた様子で話してくださいました。
奥様からも、
「冷房をほとんど使わなくなり、電気代の心配も減りました。子どもたちも快適に昼寝できています」
との嬉しいお声をいただきました。
夏を心地よく暮らすために
北海道の夏は本州に比べて爽やかですが、近年は暑さが厳しい日も増えています。
しかし、風と日差しを上手にコントロールすることで、冷房に頼らず心地よい夏の暮らしが実現できます。
私たちは、地域の気候に合った知恵と工夫で、北海道の四季を安心して楽しめる住まいを提案しています。
 
 
