【実施レポート】私立高校向け 外部講師講演プロジェクト
〜事前打ち合わせ風景〜
2025年11月7日、東京都世田谷区の玉川聖学院にて、高校2年生「国際教養」選択授業(15名)を対象に、外部講師を招いた特別授業を実施予定です。
今回はその事前打ち合わせの様子と、授業設計のポイントをご紹介します。
背景・目的
- 実施校:玉川聖学院(東京都世田谷区)
- 対象:高校2年生「国際教養」選択授業(15名)
- 授業の狙い:「よりよい地球市民」としての視野を育てること
プロセス 〜なぜこのプロジェクトに取り組むのか〜
もともと私自身がこの学校の卒業生であり、かつ「国際教養」の受講生でもありました。生徒時代に得た学びは今でも大きな財産であり、その特別授業に対して「いつか恩返しをしたい」という思いを抱いていました。
そんな中、現職で出会った茶園さんとお話しする機会がありました。国際協力の現場でのご経験を伺うなかで、「まさに国際教養の授業にぴったりだ」と直感しました。業界は異なるものの、その歩みや価値観が生徒たちに大きな刺激を与えるはずだと感じたのです。
すぐに学校の先生へご相談したところ、快く「ぜひお願いしたい」と言っていただけました。そこから日程調整や条件面のすり合わせを経て、今回私がコーディネーターを務め、授業を実施する運びとなりました。
取り組み内容
- 実施形式:講義+ワークショップ(計100分)
- 実施日:2025年11月7日(金)
- 講師:茶園 幹太氏(名古屋大学大学院修了・国際協力経験)
- コーディネーター:髙津 寧(事前調整・当日進行・報告整理)
- 打ち合わせ:2025年9月19日(先生との意見交換、授業テーマ・ワークシート運営確認)
授業設計のポイント
- 講師の生い立ち+フィリピンでの国際協力経験を中心に構成
- 歴史的背景(植民地時代と日本の関わり)を取り入れ、「知ることから始める」メッセージを伝える
- ワークシートを活用し、生徒の感想を可視化
- グループワークを通じた対話の促進
- タイムライン
- 10:50〜11:40(3限)講義
- 11:50〜12:40(4限)ワークショップ
成果・反応(予定を含む)
- 教員からは「フィリピンを扱う初の機会で良い刺激」との評価
- 広報用に記録写真撮影も許可(生徒の顔は非掲載条件)
- 授業後、生徒の感想をワークシート回収+ノート記録で確認予定
学びと今後の展望
- 教員・講師・コーディネーターの三者連携で、短期間でも授業設計が可能に
- 今後は他校展開やテーマ拡張(フェアトレード・国際協力・異文化理解)にも応用できる見込み
- 個人の副業活動で得た知見を、「教育×社会課題」領域での新規案件創出に活かすことが可能
✍️まとめ
今回のプロジェクトは、「国際協力」「異文化理解」といったテーマを、高校生にとって身近に学べる機会として設計しました。
今後も教育現場と社会課題をつなぐ取り組みはできる限り広げていきたいと考えています。