現在、フリーランスのWebマーケターとして多くのスタートアップ企業と一緒に仕事をしています。自分のペースで仕事を進められるフリーランスという立場は、確かに魅力的で自由そのもの。しかし、その自由には責任が伴うことを、日々実感しています。
この仕事を始めたばかりの頃、私は「自由に働ける」と思っていました。自分でスケジュールを決め、どんなプロジェクトに取り組むかも自分で選べる。そんな風に考えていたんですね。しかし、実際には「自由」というものは、ただ自分の時間や選択肢が増えるだけではなく、もっと深いところで「責任」を負うことでもあるということを感じました。
例えば、クライアントのビジネスに対して直接的に成果を出さないと、信頼を失うのはもちろん、次の仕事にも影響します。特にスタートアップ企業は、限られたリソースと時間で成長を目指しているので、マーケティング施策がうまくいかなかった時の責任の重さは半端じゃない。
フリーランスとして活動していると、仲間と一緒に取り組むプロジェクトとは違い、全てが一人での決断となります。何か問題が起きた時も、解決策をすぐに見つけなければならず、そのプレッシャーは正直なところ大きいです。でも、そのプレッシャーを乗り越えてこそ、「自由」を最大限に活用できるんだと最近は感じています。
自由を手に入れた分、常に自分に問いかけ続けることが大切だと思います。自分はどんな価値をクライアントに提供したいのか、どんな成果を出すべきなのか。その目標に向けて、日々の仕事に取り組むことで、自由を得た自分に対する責任を果たしていると感じています。
もちろん、失敗もあります。SNSマーケティングや広告運用では、施策が思ったように結果を出せないこともあります。しかし、その度に学びがあり、次に活かせる経験となっていきます。そして、クライアントからのフィードバックや結果が出た瞬間には、大きな達成感を感じることができ、そのすべてが「自由の代償」だと思えるようになりました。
最近では、フリーランスという立場だからこそ得られる深い信頼関係も感じています。自分がどれだけクライアントのビジョンに共感でき、どれだけそのビジョンに貢献したいかが仕事を通して伝わっていくと、自然に信頼が生まれ、その結果として次の仕事に繋がります。
フリーランスとして自由を享受しつつ、その自由をどう活かすかが重要だと感じています。自由には責任が伴い、その責任を全うすることでこそ、真の自由を手に入れたことになると最近は強く思っています。
これからも、自分の価値をしっかりと提供し続けながら、自由に、そして責任を持って成長していきたいと思っています。それでは、また次回の記事でお会いしましょう。