<城間勝行>まさか、こんなにも変わる!仕事場の意外な発見
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フリーランスとして活動していると、日々さまざまな「仕事場」を体験することができます。自宅、カフェ、コワーキングスペースなど、作業環境に一貫性がないのが現実です。そんな中で、最近ふと気づいた「仕事場」に関する意外な発見がありました。それは、場所によって仕事の進み具合や自分の生産性が大きく変わるということです。
これまでは「どこで作業しても大きな違いはないだろう」と考えていました。場所を選ぶよりも、集中力やスケジュール管理をしっかりすることが重要だと信じていたからです。しかし、最近あるコワーキングスペースで作業していたとき、その認識が大きく覆されました。
そのスペースは、普段よく使っているカフェや自宅とは一味違い、非常に静かで落ち着いた環境が整っていました。デスクが広めで、周囲には同じように集中して作業している人たちが。何よりも印象的だったのは、「快適さ」でした。椅子が人間工学に基づいて設計されており、長時間座っても疲れにくい。環境音も程よく、集中を妨げない程度の白色雑音が流れていて、作業に没頭できる雰囲気がありました。
私は通常、仕事の合間に少し気を抜くことが多いのですが、この場所ではそんな「ちょっとした気の緩み」がないことに気づきました。周囲が全員集中しているため、自然と自分も集中しやすくなり、仕事がスムーズに進んだのです。普段のように数時間おきに休憩を取ることなく、気が付けば1日中集中して作業を進めていました。
驚いたのは、この環境が私の生産性に直接的な影響を与えた点です。普段、同じ作業を家でしているときには集中できる時間が限られていたのに対し、コワーキングスペースでは時間が経つのも忘れるほどでした。自宅やカフェではどうしても家事や雑音、他の人の目が気になる場面があるのですが、この場所ではそれらの要素が一切なく、完全に自分の仕事に集中することができました。
また、同じような業界の仲間たちと顔を合わせることができる環境も新しい刺激となり、仕事に対するモチベーションが高まりました。単に作業スペースとして利用するだけでなく、他のフリーランスやスタートアップメンバーとの情報交換や意見の交換ができる場でもあり、良い影響を受けました。
私がこの発見を通じて学んだことは、環境が与える影響の大きさです。場所選びひとつで、同じ作業でも生産性が大きく変わる。逆に言うと、自分の「仕事場」をどう選ぶかが、その日の仕事のクオリティに直接影響することを実感しました。
これからは、仕事場の環境にも少し意識を向けて、より効率的に仕事を進められる場所を選んでいこうと思います。そして、これまで以上に自分に合った「作業環境」を見つけることが、今後の大きな課題となりそうです。
フリーランスの仕事場選びが、予想以上に仕事に影響を与えることを再認識した出来事でした。
 
 
