こんにちは!城間勝行です。
私たちは日々の暮らしの中で安全で快適な環境を何よりも優先しがちである。 雨風をしのぐことができ温度や湿度が完璧に管理された場所こそが最も素晴らしいと信じ込んでいる。 しかし自然界の植物を見つめていると少し違った真実が浮かび上がってくる。 人工的な温室の中で大切に育てられた植物は一見すると美しく健やかに育っているように見える。 ところが強い風が吹いたり環境が少し変化したりするだけであっさりと倒れてしまうことがあるらしい。 一方で厳しい自然環境の中で育った野生の植物は幹が太くたくましく根を深く張っている。 過酷な試練や予測不可能な向かい風こそが本当の強さを育むための大切な栄養源なのだ。 この話を聞いたとき私は自分がこれまで歩んできたエンジニアとしての道のりと重なる部分が多いことに気づいた。 仕事においてトラブルが起きたり要件が途中で大きく変わったりすることは決して珍しいことではない。 むしろ何一つ問題が起きずすべてが計画通りに進む現場のほうが稀であると言ってもいい。 予期せぬバグが発生したり予定していたスケジュールが狂ったりしたとき私たちはつい不安や焦りを感じてしまう。 しかしそんなピンチの瞬間こそが自分の内側に眠る新しい耐性や柔軟な思考を呼び覚ます絶好のチャンスなのだ。 完璧に整えられた環境の中では決して味わうことのでえない試行錯誤のプロセスが人を大きく成長させてくれる。 思い通りにいかない現実をただ嘆くのではなくその泥臭い経験を楽しめるかどうかが分かれ道になる。 どのような環境に身を置くかということと同じくらいその場所でどうやって風を受けるかが重要なのもしれない。 これからの毎日もきっと平坦な道ばかりではないだろうし時には激しい嵐に直面することもあるだろう。 それでも逃げ出さずに自分の足でしっかりと大地を踏みしめながらしなやかに成長を続けていきたい。 目の前にある困難を面白がりながら一歩ずつ前へ進むことでしか見えない景色が必ずあると信じている。 予測不可能な未来を恐れるのではなく自分を強くしてくれる最高の舞台として味わい尽くしていこう。