ファッションに“余白”をつくるという発想
企画の仕事をしていると、つい“盛り込みすぎてしまう”ことがあります。新しい素材、新しい色、新しい表現。
けれど最近は、「余白をつくるデザイン」 の大切さを意識するようになりました。
余白は、着る人の個性を引き立てるスペースです。
デザインで全てを語りすぎず、着る人自身が完成させる——そんな服が、長く愛されるのではないかと思います。
トレンドよりも、ライフスタイルや生き方に寄り添う服づくり。
「主張しすぎないけれど印象に残る」デザインを通じて、ブランドとしての余白を提案していきたいと感じています。