服づくりを超えて「体験」をデザインする仕事へ
これまで、都内のメンズファッションブランドで企画やマーケティングを担当してきました。商品の企画から販促、SNSでの発信まで幅広く携わる中で、強く感じるのは 「服はモノではなく体験である」 ということです。
ブランドを立ち上げる際、ただトレンドを追うのではなく「着る人がどんな時間を過ごすのか」「その服を身につけたときにどんな気持ちになるのか」を常に考えてきました。あるコラボ企画では、単に商品をつくるのではなく、店舗体験やSNS上のストーリー発信も含めて設計しました。その結果、お客様から「この服を着て友人に会ったら褒められた」「着ることで気持ちが前向きになった」といった声をいただけたのは、何よりの喜びでした。
こうした経験から、私は 「体験をデザインする」ことがファッションの本質的な価値 だと考えるようになりました。
今後は、服そのものに加えて、その背景にある文化やストーリーを発信し、より豊かな体験を届けられる仕事に挑戦していきたいと思っています。