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株式会社イザワピグメンツ / 営業部SDGs課 課長
好きな言葉は「余白」です。 詰め込みがちだけど、詰め込むとだいたいうまくいかない。 「成果を出さなきゃ」「学ばなきゃ」って力んでいる時ほど、手段が目的化して空回りする。
対話を通じて、組織や人の変化を支援する仕事をしてみたいです。 今の会社で役員会議のファシリテーションや後進の育成をやってきて、「伝える」より「引き出す」方が人は動くんだなと実感しました。手順を教えるより、「なぜ?」を一緒に考える。そうすると相手の中から答えが出てくる。そうい
セラミック向け顔料メーカーで12年間働いています。貿易業務からスタートして、業務効率化、サステナビリティ推進、ファシリテーション、人材育成と、少しずつ領域を広げてきました。振り返ると、一番手応えを感じているのは「人と組織に関わる仕事」の部分。複雑な情報を構造化して、対話を通じて人や組織を動かしていく。そういう仕事をもっとやりたいと思っています。
10年間積み上げてきた貿易業務を、後任に引き継ぐことになりました。 最初は手順書を渡せばいいかと思っていたんですが、やってみると違う。手順を覚えても、「なぜそうするのか」が分からないと応用が利かない。 そこで、教え方を変えました。手順を教えるのではなく、「なぜ?」を一緒に考える。相手の理解度に合わせて、説明の抽象度を調整する。インタラクティブに対話しながら、相手の中から理解を引き出す。 目指しているのは、調べる力や構造的に考える力といった「メタスキル」の育成。手順は変わっても、考え方は残る。そういう引き継ぎをしたいと思っています。
2022年、土岐市の「土岐くらしのラボ」というワークショップに参加しました。FUTURESESSIONSが主催する地域対話の場です。 そこで初めて、共創型ファシリテーションを学びました。ホワイトボードでの構造化、問いかけの作法、対立する意見の整理。対話を通じて合意形成を促す技術に、強く惹かれました。その後、会社で実践する機会がありました。新工場の運用を巡る役員会議で意見が対立していた時、学んだ手法を使って議論ではなく対話を促しメリット・デメリットを超えた視点を提供。意見を可視化して構造化することで、合意形成につなげることができました。 外で学んだことを、中で活かす。このサイクルが自分には合っていると感じています。
欧州の顧客から「自社のCSR基準をサプライヤにも実践してほしい」と要求が来ました。社内を見渡しても、誰もどう答えればいいかイメージを持っていない状態。 自分で調べることにしました。顧客のCSR基準を読み込み、会社に何が足りないのか、どんな活動をすべきかを洗い出していく。その中で、CO2排出量(Scope1/2/3)の算出と削減が、彼らの求める大きな柱だと気づきました。 独学で進めつつ、炭素会計アドバイザーの資格も取得。弊社の規模と状況に合わせた各Scopeの算定ルールを策定し、実際に算定を回し始めました。結果、Scope1/2のCO2排出量を383tから180tへ、53%削減。 Scope3についても、決算書や日々の取引データから対応が必要なカテゴリを特定し、算定を進めています。多くの会社がScope3で苦戦していると聞きますが、自社の事業特性に合わせてどこまで算定すべきかを判断し、現実的なルールを作ることが大事だと感じています。現在は、この算定業務の敷居を下げ効率化するために、AIと一緒にC#で管理アプリを開発中です。
入社当初、貿易事務は2人体制でした。毎日同じような書類を作って、同じような作業の連続。「これ、自動化できないかな」と思ったのがきっかけです。 プログラミングは未経験だったので、独学でVBAを覚えました。最初は簡単なマクロから。動いた時の感動は今でも覚えています。気づいたら16本のツールを作っていて、自分も含め全体で年間1,166時間の効率化を実現。2人でやっていた仕事が0.3人工になりました。 この「余白を作る」経験が、その後の自分のスタイルになっています。
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