一つのテーマから広がるゲームデザイン
「ゲームをどうやって企画しているの?」と疑問が多い中で
私自身が大切にしているのは”ジャンル”ではなく”アイデア”から発想を広げています。
この記事では、「りんご」のテーマを例に、どんなジャンルにでも発展できる私のアイデアの広げ方をご紹介します。
【1. 発想の出発点は「言葉」や「モノ」】
私はゲームを考える時、格ゲー、ホラゲーなどジャンルから入るのではなく、何気ない日常で起きたことや【こんなんゲームにしたらどうだろう?】という所からアイデアが生まれゲームの構想が浮かびます。
私の記事の中にあります【目玉クライシス】は
①ボールじゃなくて目玉転がしたら面白いか?
②じゃあアクションゲームだな!
③そしたらゴールは人間の目の中にしよう!
…という訳の分からん順番で作成しました。
【2. テーマ「りんご」から広がるゲームデザイン】
ここで「りんご」というテーマから様々なジャンルに展開します。
【りんご×ホラーゲーム】
巨大りんごに鋭い牙、光る眼を生やして宙を浮きながら追いかけてくるゲーム。
複数りんごの敵を増やすなら【ジューサー】を武器にして捕らえて倒す、というのもいいですね。
【りんご×恋愛ノベルゲーム】
主人公は人間の女主人公。彼女を中心に「王林」「ふじ」「紅玉」「ジョナゴールド」などのイケメンリンゴから甘ーいアプローチをされるゲーム。
ただイケメンりんごたちの見た目がつかず誰が誰だかわからない!!
言葉遣い、仕草から判別しろ!選択肢を間違えると果汁の雨が主人公を襲う…!?
身体は思いっきり人間で顔はでかいりんご。恋愛ゲームでもありしっかりバカゲー要素ありです。
【りんご×ミニゲーム系】
ニュートンがプレイヤー。上から落ちてくるりんごをひたすらカウントし、最終的に何個落ちたか見るゲーム。脳トレみたいな。
ちゃんとカウントできないとニュートンが万有引力を発見できず地球が爆破する(なんで)ゲーム。
難易度があがるとみかんやバナナが落ちてくる。
あくまで万有引力を見つけるのはりんご、何故ならニュートンだから(適当)。
【3. 発想法まとめ】
- 「テーマ→複数ジャンルへの展開」ができる柔軟性
- 発想に“自分らしさ”が出るからオリジナリティにつながる
- 作る前の構想段階からアピールできる
- ゲームジャンル➡アイデア➡ゲーム作成ではなく アイデア➡ゲームジャンル➡ゲーム作成の発想法
【4.最後に 】
この発想法だとりんご以外でも様々なジャンル展開、見たこともないようなゲームを作れるような気がします。
もちろんアイデアだけ出てもそれをゲームに落とし込む技術、知識が必要なのは重々承知です…
この発想法こそ、私にしかない“武器”だと信じています。
ゲームという形にして、まだ誰も見たことのない体験を届けられるよう、これからも挑戦し続けます!
最後までご覧いただきありがとうございました。
もし私の事を気にかけていただけましたら是非ご連絡お待ちしております。