時間がない。けど、だからこそ、私はたぶんちゃんとしてる。(はず。)
Photo by Ranae Smith on Unsplash
時間が、足りない。働くのが嫌とかじゃなくて、むしろ好きなんです。
子育てにおける世界の仕様、急いでいる時こそトラブルが起きる。子どもが「明日、学校でたまごのパックとか使う」って夜に言うとか。仕事のことばかり考えすぎて、子供がふと私の温もりを求めて手を握ってきて、気付く。自分と自分の家族を疎かにしている状況。働く親は、ほとんどこの気持ちを経由するのではないかと思っています。
そんな環境で仕事を続けるうちに、成長し、気づいたことがあります。
「時間がない人は、ちゃんと段取りするようになる」って。
ダラダラ悩んでたあの頃の私、見てる...?
いま、私は、今後の効率化を目指し、誰に言われたわけでもなく、手作業で更新してたスプレッドシートを関数に置き換え、間違えのないようにしたり、スケジュールのフォーマットを作ったり、何でもSlackで共有して状況把握を周知したり、サクサク何をやるべきか考え行動している。
デザインもするし、番組構成台本も書くし、ディレクションも、広報もSNS運用も何でもする。
「全部やるってことは、結局どれも中途半端じゃ...?」って頭の中のちっちゃいひねくれた自分が言うけど、いやいや、全部頑張って精一杯やってきたの..。
子育てが“限られた時間”をくれたから、“優先順位と、向き合い方”を学んだのかもしれません。
だから今は、ただ子育てに優しい環境が整えられている企業へ入ること、それだけが目的じゃなくて、ちゃんと“関わりたい場所”を探しています。共感できる仲間と、手を取り合い達成感を感じることが出来る瞬間があったらうれしいです。
余談:画像にイルカを設定しているわけについて
品川のマクセル アクアパークでイルカショーを観てからイルカが好きになりました。イルカの生涯は通常「家族・仲間と共にあること」そのもので、群れで助け合い、慰め合いながら生きていくそうです。しかし、水族館にいるイルカは家族と引き離され、狭い中で、数匹と過ごしている可能性があります。しかしイルカのショーを見るたび、彼らの美しい姿に感激してしまうのです。この心の矛盾がイルカをまた愛おしくさせます。答えは分かりません。出来るだけストレスのない環境で、でも私たちを癒して欲しい、と欲深く思っている自分に気づきます。
あの愛くるしいフォルムと顔、心苦しいほど人に従順で、想像を超える能力を見せてくれる素晴らしいショーは、雑多な日常と時を忘れさせてくれます。
話が長くなりましたが、イルカを選んだのにはそういう理由があります。