研究 × テキスタイル制作 × 展示
新たなアール・ヌーヴォースタイルを目指して
アール・ヌーヴォーの先駆けとも言える、アーツ・アンド・クラフツ運動の中心であったデザイナー、ウィリアム・モリスのテキスタイルを研究し、新たなテキスタイルを制作しました。
モリスのテキスタイルには、主に草花や動物がモチーフに用いられています。ここで、『モチーフ以外のアイデンティティを保てば、全く異なるモチーフでもモリススタイルらしくなるのではないか』と考え、新たなテキスタイルを制作しました。
モチーフには、当時絶対に無かったであろう"ラーメン"を用いました。テキスタイルは6種類制作し、それらを印刷して貼り合わせて、照明家具にして展示を行いました。
19世紀パリと21世紀東京をつなぐ、新たなアール・ヌーヴォースタイルを志しました。