芸術と福祉の密接な関わり。北岡賢剛の社会貢献実績について。
福祉活動家の北岡賢剛です。
これまで、福祉施設勤務、障害児者を対象とした24時間対応型在宅サービスの実施、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの立ち上げなどを行ってきた経歴があります。
主なプロフィールは、滋賀県社会福祉事業団理事長、社会福祉法人オープンスペースれがーと理事長としての実務経験。
芸術と福祉の関わりは密接です。
既成の芸術教育に従った創作ではなく、心のおもむくままに独自の創作活動に集中する「アールブリュット(生の芸術)」は、支援組織や行政のあり方についても考えさせるものです。
また2004年に近江八幡市の重要伝統的建造物群保存地区にある昭和初期に建てられた町屋をリノベーションし立ち上げた「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」は、障害者による美術作品の展示を多数行い、芸術と福祉の分野において大きな社会貢献を果たしてきました。
「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」では2006年にスイス・ローザンヌのアール・ブリュット・コレクションとの連携企画に取り組みまして、2008年から2009年にかけてJAPON展が開催されました。
さらに2010年から2011年にはフランス・パリにあるアル・サン・ピエール美術館の申し入れによって「アール・ブリュット・ジャポネ」が開催され、12万人の来場者を記録するなど大いに評判となりました。