自分好みの花を咲かせようとしていませんか?『子どもが自ら夢を叶える力を育む「子育て法」42選』発売
4月11日発売の共著書『子どもが自ら夢を叶える力を育む「子育て法」42選』が、書店で平積みされていました。
ブックファースト新宿店(モード学園コクーンタワー地下2階、「家庭教育」のコーナー)担当の書店員さま、ありがとうございます。
他にも、たとえば丸善ジュンク堂書店の在庫状況をみると、ジュンク堂書店 池袋本店、丸善 丸の内本店など、本店を中心に置いてくださっているようです。また、首都圏よりも、近畿地方の書店で取り扱われていることが多そうです。
そんな雨の降りしきる昨日、発売日を迎えた新刊図書ですが、私は第4章の "保護者が自信と勇気を持てる心構えや考え方へのアドバイス<その1>~子育て/教育への心構え・考え方編~″ を担当執筆(p185~191;自分好みの花を咲かせようとしていませんか?)しました。
今にして思うと、教員になりたての頃の私は、自分好みの花を咲かせようと育て、それに同調しない学生を「困った学生」だと捉えていました。
しかし、教育経験を重ねるに連れ、教えた通りに子どもが育つわけではない——そんな教えることの不確実さを感じ始めた頃から、たとえそれが自分好みの花でなかったとしても、子どもの宿している花が咲くのを楽しみに、大切に育てることが、親や教員の役割ではないかと気づくようになりました。
「子育て法」42選といっても、そんな偉そうな話しはできず、、、特に教員になりたての頃の失敗の反省と、現在の試行錯誤している状況を振り返りながら綴りました。教員や親として、学生や子ども達を育てているつもりが、(彼女・彼らに)育てられてきた10年間であったと、いま、改めて実感させられています。
≫ 古山 陽一
- ふるやま よういち。1979年生まれ、千葉県在住。大阪市立大学大学院修了、2016年から国際医療福祉大学 専任教員。専門は看護学。家庭では2児の子育て真っ最中。出生時には、計6ヶ月の「育休」も取得した。2012年からNPOを主宰し、「家族看護学」の視座から子育てや父親支援に関する講演・研修などを行っている。看護師、社会教育士、子育て支援員。「イクメン最強助っ人」(毎日新聞、2013年)他、メディア掲載歴多数。